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久「へえー、胸を触った女の子と同じ打ち方が出来るようになったんだ」 京太郎「はい」 和「そんなオカルトありえません」 咲「京ちゃんったら、どうせ女の子の胸が触りたいだけでしょ」 まこ「サイテーじゃな」 優希「まるで盛った犬だじぇ」 京太郎「(何とでもいえ、俺はどうしても和の胸が揉みたいんだ・・・!!)」 久「いいわ。私の胸を触ってみなさい」 咲「部長!?」 久「でも、もしその話が嘘だったら・・・わかるわね?」 京太郎「(良くて退部、悪くて退学か・・・分の悪い賭けだな。だが、それでも俺は――)」 京太郎「(和の胸を触りたい!)では、失礼します」 久「えっと、服の上からでもいいのかしら?」 京太郎「問題ありません」サワ 久「ん・・・///」 京太郎「(うわ、部長の胸やわらけぇー・・・!!」 一同「・・・」冷たい視線 最終局 咲「やっぱり嘘だったみたいだね」 和「だから言ったじゃないですか、そんなオカルトありえませんって」 まこ「地獄単騎を狙っているみたいじゃが、全然来んみたいじゃしな」 優希「退学する覚悟は出来たか?」 京太郎「(くそ、ここで地獄単騎を成功させなければ俺は退学・・・。それ以前に、和の胸を揉むことは出来ない)」 京太郎「(ここまでなのか、俺は・・・!! 所詮俺は麻雀部にいらない雑用で雑魚キャラなのか!?)」 京太郎「(それでもいい!! だけどそれでも俺は男として、和の胸が揉みたい・・・!!)」カッ 京太郎「どれ、俺が起家か。いいスタートがきれそうだ」カチャカチャ 和「親の順番なんて関係ありません」カチャカチャ 優希「そんなことないじぇ!親は最初にやるのが一番だじぇ!」カチャカチャ 咲(どうなるんだろう…)カチャカチャ ━━━━━━━━━━━━…… 東一局 4巡目 京太郎(おぉ、もうテンパイだ!ここはドラの一萬を切ってメンタンピンだ!)カチャ 京太郎(…いや、まてよ。一応今俺は部長の能力をコピーしていることになってる。あえて八ピンを残して単騎待ちにしてみるか…) 京太郎「リーチ!」 和「(ここでリーチ…!ここはおりたいけれど安牌が無い…。ドラ周辺を捨ててるからドラ待ちは無いはず…)」タン 京太郎「それだ!」 一同「!?」 京太郎「来いッ!!」バッ、パシッ、バンッ 一同「ッ!?」 京太郎「・・・ツモ。ツモだ!!」 まこ「嘘じゃろ・・・。既に場に3個でている牌を待っていたのか」 咲「それに今の無駄に洗練された無駄なツモり方。間違いなく部長の動き・・・!!」 優希「ありえないじぇ・・・」 京太郎「(まさか、本当に来るなんて・・・)」 久「咲、今日部活が終わったら部室に残りなさい。で、須賀君」 京太郎「な、なんでしょう?」 久「最終局に一回だけじゃ偶然の可能性もあるわ。もう一局打ってくれる?」 京太郎「(確かに偶然かもしれない。今度は再現できないかもしれない、なら・・・)」 京太郎「実は部長、この能力は触った直後の一局だけしか効果ないんです。だからもう一回触らせてもらってもいいですか?」 京太郎「(最後に一回部長の胸を触っておこう)」サワサワ 久「ん・・・///」 一同「・・・」冷たい視線 京太郎「来いッ」バッ、パシッ、バンッ 咲「嘘・・・」 和「そんなことが・・・」 優希「ありえないじぇ」 まこ「これはどうしたことかのう・・・」 久「今度は最初から・・・。しかも三連続。どうやら本当のようね」 京太郎「(ま、まさか本当にそんな力が俺に?)」ワキワキ 京太郎「(胸を触った女の子の能力をコピーする。それが、俺の能力!!)」 久「これなら須賀君も個人戦良い所までいくんじゃないかしら。私達の胸を触らせてあげれば」 まこ「私達って、もしやわしらも入ってるのか?」 久「当然じゃない。一局ごとに打ち方が変わる打ち手なんて攻略方法見付けられると思う?」 まこ「いや、それはそうじゃが・・・」 和「わ、私は絶対いやですよ! 大体そんなオカルトがあるはずないんですっ!」 咲「べ、別に私は構わないけど・・・」 和「宮永さん!?」 久「決まりね。じゃあ、和は須賀君が個人戦一位で全国大会まで行けたら触らせてあげるのはどう?」 和「え?」 久「あの須賀君が龍門渕を倒して個人戦一位よ? 考えられる?」 和「それは、出来ませんが・・・」 一同「うんうん」 京太郎「みんなひでぇ・・・」 久「だから、もし個人戦一位になったら触らせてあげるってことで。もしあなたがオカルトを信じていないのなら、ね」 和「・・・わかりました。そんなオカルト、絶対ありえませんから」 男子個人戦 一回戦 まこ「うぅ・・・///」 京太郎「なんかこんな牌の並び方みた事ある気がする」 京太郎「よし、やっぱりそうだ、ツモ!」 二回戦 咲「んん・・・くすぐったいよ京ちゃん///」 京太郎「ツモ、嶺上開花」ゴッ 三回戦 京太郎「あれ、咲のままで余裕なんじゃね?」 優希「おい待て、犬ぅ!!」 京太郎「カン、カン、カンッ!! ツモ、嶺上開花!!」ゴゴッ 咲「触った直後にしか効果ないんじゃなかっけ」 久「能力が進化してきてるのかしらねー。さて、そろそろ龍門渕のエースと当たるわよ」 最終戦 ハギヨシ「よろしくお願いします」 京太郎「ああ、よろしく。(咲の能力があれば余裕だな)」 ハギヨシ「ロンです」 京太郎「くっ(段々咲の能力が弱くなってきている・・・。試合前に触っておくべきだったか)」 アナウンサー「休憩時間です!」 長野試合会場 照「(ついにここまで来た)」 照「(前に咲が来た時は女の子の日で調子が悪くて全然話せなかった。)」 照「(母さんから聞いた話だと咲もまた麻雀を始めたようだし、今こそあの時のすれ違いの修復をするんだ)」 照「(で、待合室はどこだ? っていうか今私はどこに居るんだ?)」 京太郎「くそ、咲の奴こんな時に迷子だなんて・・・」ダダダダッ 照「(ん、今の声は・・・)」 京太郎「お、うわっ・・・」ドンッ 照「きゃあっ!!」バタリ 京太郎「わ、悪い、急いでて・・・あ」サワ 照「!! ど、どけ! この変態!!」 京太郎「す、すみませんって・・・照さん?」 照「その声は京ちゃん?」 アナウンス「清澄高校、須賀京太郎君。至急会場に戻る様に」 京太郎「くそ、すみません。俺もう行きます」ダダダダッ 照「え、あ・・・。待合室の場所、教えてもらえなかった」シュン アナウンサー「では最終局スタートです」 京太郎「(くそ、咲の能力をコピーできなかった。もう終わりだ・・・)」ピカアァン 京太郎「(ふーん。こいつこういう能力があるのか。くそ、やっぱり勝てねえ・・・)」 京太郎「(一体どうすればいいんだ)」ギュルルルッ 京太郎「(くそ、咲じゃなくて違う女の子の胸を揉んで置けばよかった)」ガッ 京太郎「(あれ、そういえばさっき・・・)」ドゴォ ギュオオオン アナウンサー「つ、ツモ! 国士無双・・・逆転です!」 かつ丼「ふ、久々に見たよあれほど牌に愛された人間を」 久「個人戦一位おめでとう、須賀君」 優希「犬にしてはよくやったじぇ」 まこ「わしらのおかげじゃな」 咲「すごいよ、京ちゃん。最後まるでおねえちゃんみたいだったよ」 京太郎「ありがとう、みんな。それで、その、和?」 和「・・・。約束は、約束です。どうぞ」涙目 京太郎「では」サワサワ バタリ 咲「京ちゃん!?」 まこ「ど、どうしたんじゃ!?」 優希「・・・し、死んでるじぇ」 久「・・・能力をコピーするのには肉体的にかなり消耗することのようね」 久「だけど、彼はそれでも和の胸に触りたかった。その一念でここまで来たのよ」 咲「京ちゃん、最低だけど漢だよ」 優希「ああ、漢だじぇ」 まこ「漢じゃな」 和「漢です」 京太郎「(我が人生に一片の悔いなし・・・!!)」 終わり
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ホテル 憧「はー、今日の試合も疲れたわー」 憧「こんな時はゆっくり休むに限るわー」 憧「それにしても……なんでKちゃん抱いてると落ちつくのかしら」ギュッ 憧「……ま、いっか」 憧「……ふふっ」ギュー 憧「ん?シズからメール?……玄の部屋に来いって、そっちが来なさいっての。全く」 憧「……仕方ない、Kちゃん持っていこ」 ガチャ 京太郎「ん?どした憧?」 憧「ひゃっ!?きょ、京太郎!?なんでここに居るの!?」 京太郎「なんでって、ただ通っただけでたまたまなんだが……アレ?そのぬいぐるみ」 憧「ふきゅっ!?こ、これは……」 京太郎「……俺?ひょっとして寂しいから抱いていたとか?」 憧「あ……うぇ……」 京太郎「なーんてな。そんなこと」 憧「バカーーーーーーーーッ!!!」バキッ 京太郎「ぐふぉっ!!」バタッ 憧「きょ、京太郎なんか、全然好きじゃないんだからね!!」タッタッタッ 京太郎「さ、最後まで聞け……」ガクッ
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A「悪いな、ロンだ」 京太郎「うがああああああ! 聴牌してたのにぃいいいい!!」 B「とても麻雀部員とは思えない警戒の低さだな」 C「そんなんで大会出れるのかよ」 京太郎「うるせぇ……だいたいお前らそんなに強いんならうちの部に来てくれよ」 B「部活とか怠いわ」 A「まぁ、あの原村さんと一緒の部活っていうのは魅力的なんだけどな」 A「お前の様子を見ているとちょっとな……」 C「どう見てもパシリだろ」 京太郎「……やっぱりそう見えるのか?」 A「どっからどう見てもな」 B「女子がお前のことタコス買い出し器って呼んでるの聞いたぞ」 京太郎「くそっ! これもみんなあのタコス娘のせいだ……」 C「まぁ戦力にならないんじゃ仕方ないな」 A「女子の方は団体にも出るんだろ? 去年のミドルチャンプもいるみたいだし、お前の存在意義はそんなもんさ」 C「役にたててよかったな!」バシバシ 京太郎「はぁ……もういっそマネージャーに転向しようかな」 A「そういや新体操の女子とかがお前のこと欲しがってたぞ。麻雀部で腐らせておくのはもったいないって」 C「羨ましいねぇ、イケメンは」 京太郎「新体操はおもt……いやなんでもない」 B「そういやこの間読んだ雑誌で、女子ランク全国2位の学校のエースの特集組んでてな」 B「なんでも病気で生死の境をさまよってから、いきなり強くなったらしいぞ」 A「そんなプライベート情報まで載せていいのかよ」 B「ゴシップみたいなもんだからな、信頼はできないんだろうけど」 京太郎「……その話マジか」 C「おいおい、冗談でもやめておけよ」 京太郎「わかってるって、いくら俺でもそn」ブブブ 京太郎「…………タコス要請が出た、もう部活に行かないとな」 A「強く生きろ」 B「辛いからってさぼんなよー」 京太郎「行ってくるわ。じゃあな」 ~部活後~ 京太郎(来る日も来る日も雑用ばかり)トボトボ 京太郎(たまに卓についたら、みんなから毟られるだけの銀行扱い) 京太郎(カモだと思って連れてきた咲はどう考えても怪物) 京太郎(優希はやけにまとわりついてきて鬱陶しいし) 京太郎(和目当てで入ったのに、肝心の和は咲にお熱と……) 京太郎(俺の青春は一体何のために……) 京太郎(…………もしも、もしもだ) 京太郎(麻雀が強くなって活躍することができたら……) 京太郎(和も……いや、それ以外の美女をも振り向かせることができるかもしれない!) 『なんでも病気で生死の境をさまよってから、いきなり強くなったらしいぞ』 京太郎「………」ゴクリ 京太郎「死にかけるだけ……なら大丈夫だよな?」 京太郎(そう、何も死ぬ必要はない) 京太郎(確実に生還できる方法で、なおかつ命を危機に晒せばいいんだ……) 京太郎(麻雀は競技人口1億人を超える、超メジャー競技) 京太郎(成功すれば、俺の灰色の青春は一気にバラ色になるはず!) 京太郎「おっし! やってやるぞ!」グッ 安価 19 京太郎が死に近づく方法 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/22(木) 00 18 31.26 ID IrLN3meiO 霞さんにクラッシュさる 京太郎(とりあえず、決行前に成功祈願でもしに行くか) 京太郎(まだ日は落ちきってないし、どうせだからあそこの大きめの神社にでも) ――神社境内―― 小蒔「……」ウロウロ 京太郎(ん? こんな時間に巫女さん?) 京太郎(というか、ここで巫女さんを見るのは初めてかもしれない) 京太郎(それにしても……立派なおもちをお持ちで……)ジュルリ 京太郎(ちょっと声をかけてみよう、これを機にお近づきになれるかもしれないし) 京太郎「あの、すみません」 小蒔「ひっ!?」ビクン 京太郎「いや、怪しいものでは……」 小蒔「えっと……その、なんの御用ですか……?」 京太郎「ちょっとお参りに来たんですが、この神社の方ですか?」 小蒔「いえ、私は用事があってちょっと寄っただけで……」 京太郎「そうだったんですか、道理で見かけない顔だと」 小蒔「あの……このあたりにお住まいの方ですよね……?」 京太郎「え、ええ、まぁ……」 小蒔「あの……このあたりで私と同じような格好をした人を見ませんでしたか?」 京太郎「いや……見てませんけど……」 小蒔「そうですか……すみません、一緒に来た人とはぐれてしまったもので」 小蒔「探し回ってみたんですけど、どこにも見当たらなくって……」 京太郎「それは大変ですね……」 京太郎(おお……近くで見るとまた想像以上に……)ゴクリ 京太郎「一緒に探すのを手伝いましょうか? 土地勘はありますし」 京太郎(和以上の逸材……加えて漂ってくるお香の甘い香り……) 京太郎「もう暗くなってきたのに、女性一人で歩き回るのも危険でしょう」 京太郎(くっ……いかん! オナ禁してきたせいで俺のリー棒がっ!!) 小蒔「そんな……そこまでしていただかなくても……」 京太郎「いえ、この須賀京太郎、目の前で困っている女性をほうっては置けません」 京太郎「さぁ、早く行きましょう」グイッ 小蒔「あ、ちょ」 霞「あらあら、そこの獣は小蒔ちゃんに何をしているのかしら」 京太郎「え?」クルッ ギュム パンッ!! 京太郎(あれ……ここはどこだ……?) 京太郎(あたりは霧の中のようにぼんやりとしてる) 京太郎(俺は一体……) 京太郎(…………あの光は) 京太郎(…………) 京太郎(…) 京太郎() 安価 45 京太郎が手に入れた力 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/22(木) 00 49 37.30 ID 3eJX9VBr0 牌が一つ飛ばしで透けて見える 京太郎?「ぅう……」 京太郎?「…………ここ……は?」 霞「気がつきましたか!?」 京太郎?「……あなたは?」 霞「石戸と申します、あの時は勘違いで取り返しのつかないことを……」ドゲザ 京太郎?「取り返しのつかない……?」 霞「…………私のせいで、あなたは既に男性ではなくなってしまいました」 京太郎?「へ?」 霞「正確には男性としての機能を失って……」 京太郎?「は……え……?」 霞「今から3日前、私はあなたが小蒔……我が一派の姫君に襲いかかっている暴漢だと勘違いをし、睾丸を握りつぶしてしまいました……」 京太郎「……握り…潰し?」ゾク 霞「今、私たちはあなたに2つの選択肢を用意できます」 霞「一つは、睾丸を失ったまま男性として生きていくこと」 霞「もう一つは、私たちの儀式で完全に女性に生まれ変わるということです」 霞「完全にこちらの責任でこのようなことになってしまい……本当に申し訳ありません……」 京太郎?「待ってください……話が急すぎて何が何だか……」 霞「急かすようで申し訳ありませんが、女性になる方を選ぶのでしたら早めに儀式を行わないと間に合わなくなります……」 霞「どうか、この場でご決断を……」 京太郎(女……俺が?) 京太郎(ど、どうすればいいんだ俺……) 85 玉無し野郎ルートor京子ルート 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/22(木) 01 14 05.28 ID l4dHd1QO0 京子 京太郎(風前)「えっと……中途半端なのはアレ? なんで……女にしてもらえますか……?」 霞「!! 分かりました、では早速準備に取り掛からせていただきます」スッ ハッチャン! イマスグミンナヲココニ リョウカイデスヨー! バタバタ 京太郎(風前)「これで良かったんだろうか……」 京太郎(風前)「何が何だかさっぱり分からないが……」 ~1週間後~ ――長野清澄―― 京子「とうとう帰ってきてしまったか……」 京子(儀式が終わってから、女性としての基礎知識を学んでから帰ってきたわけだが) 京子(まだ未だ違和感が拭えない……) 京子(髪はロングになってしまったのはいいとして) 京子(問題はこのおもちだ……) 京子(男性器のサイズに比例するらしいが、標準で15てそんなに大きかったのか? ) 京子(周りの人間よりはデカい気でいたけど、そもそもそんなに人のを見たわけでもなかったからなぁ) 京子(さて、ここからが正念場だ) 京子(相手に自分の言うことを信用させる神水……) 京子(これを香水の感覚でつけていれば女になったという事実をすんなりと受け入れさせることができる……らしい) 京子(不安だ……) 京子(とりあえず家に行くか……) ――自宅―― 京子「ただいまー」 母「はい!? どなた……」 京子「俺俺、京太郎だよ!実はさ、帰り道で体が熱くなったと思ったらこんな体になっちゃってさ なんか国立研究所みたいなところへ連れて行かれて、今日まで検査してたんだよ! 俺も信じられなかったんだけど、実際こんなことになっちゃってるわけだし 新種の病気みたいでまだ話を大きくしたくないらしいから発表はしてないんだけど 体にこれといった事情はないから問題ないし、心配しなくても大丈夫だぞ」 母「……」 京子(マズイ……顔が歪んでる) 京子(このまま警察ルート直行か?) 母「それは、大変だったねぇ……」ホロリ 京子(ちょろすぎワロタ) ――部室―― 京子(とりあえず同じ要領で教師を納得させることに成功した) 京子(あとは麻雀部の人間だけだが、まだ誰も来ていないな……) 京子(まあ女になったことに慣れていないがための体調不良を装って抜け出してきただけなんだけどな) 京子(この神水、かなり使えるから温存しておいたほうがいいな) ガチャ 咲「……え?」 京子「あ、咲」 咲「…………」プルプル 京子(あ、マズイ説明しないと……) 京子「あー、咲これはだな」 咲「京ちゃあああああああん!!」ダキッ 京子「!!??」 咲「どこに行ってたのバカっ! 私がどれだけ心配したとっ……!」ギュウウ 京子「は? え?」 京子(落ち着け、俺はまだ何もしてないぞ) 京子「えっと、先生から聞いたのか……?」 咲「なんにも聞いてないよ! 京ちゃんが帰ってきてるなんて一言もっ!」 京子「じゃ、じゃあなんでわかるんだよ……」 咲「そんなの私にもわからないよ……でも、絶対に京ちゃんだってわかるの!!」 京子(さっぱりだ……) 咲「良かった……良かったよぉ…………」ポロポロ 京子(まいったな、不思議なこともあるもんだ……) 京子(それにしても……) 京子(自分と比較することでより一層際立つ咲ボディの貧相さ……) ――部員への解説後―― 久「それにしても……特筆すべきはその胸よね」 優希「まさか犬の胸がのどちゃんの胸と拮抗する日が来るとは……」 まこ「髪も目を見張るような美しさの金髪じゃのう」 和「なぜでしょう……そんなオカルト有り得ない、と思うことができないのは……」 咲「でも、これで久しぶりに全員が揃いましたね!」ニコニコ 京子「ははは……みんながすんなり受け入れてくれて助かりました」 久「とにかく、無事に戻ってこれてなによりだわ」 久「今日はお祝いにパーッとやりたいところだけど……」 まこ「県予選も近いし、悠長なことは行ってられんのう」 久「ということで、今日も麻雀の特訓に励みたいと思います」 咲「そうだ! 久しぶりだし京ちゃんも一緒に打とうよ!」 京子「え?」 久「そうね、女の子になったわけだし、腕次第では団体戦にも出場できるわよ?」 まこ「京太郎……おっと、京子と呼んだほうがええんか?」 京子「どちらでも構いませんよ」 まこ「女子に京太郎と呼ぶんは気が引けるけぇ、京子にするか」 和「私は……須賀さんでいいですね」 優希「よしっ! 長いこと躾てなかったし、早速犬を調教してやる必要があるじぇ!」 久(なんだか以前より危険なセリフに感じられるわね……) 咲「みんなもこう言っているし、ね? 京ちゃん」 京子「まぁ、俺も麻雀部員だしな。構わないけど」 東:咲 南:優希 西:京子 北:和 ―東1局― 京子(なんか、すっげぇ大切なことを忘れている気がするんだが)ヒョイ 京子(お、順子が増えた) 京子(なかなかいい滑り出しだが……) 京子(…………ん?) 咲:1■1■④■③■九■九■一 京子(咲の手……ありゃあほぼ確実にヤオチュウの暗刻が二つだな……) 京子(こえーこえー、いつ嶺上開花が決まるか分かったもんじゃ……) 京子(……………………) 京子(ん?) 京子「うおわあああああああああああああああああ!!」 一同「!?」 久「ちょ、いきなりどうしたの!?」 咲「きょ、京ちゃん?」 京子「は、牌が……透けて……」 まこ「は?」 和「須賀さんは何を言っているんでしょうか……?」 優希「とうとう頭がおかしくなってしまったか……」 京子「さ、咲!! お前の手、そっちから見て左からひとつ飛ばしに一九九③④11になってないか!?」 咲「え……あ!」 久「ほんとね……須賀……さんの言う通りだわ……」 京子(ど、どういうことだ……) 京子(女になった時に、ほかの異常が起きたっていうのか……) 京子(いったいこれは…………) 京子(あ) 京子(………………そうだった) 京子(なんで今まで忘れてたんだ……) 京子(命を危険にさらすことで、麻雀が強くなるって聞いて……) 京子(もしかして、今の俺の体は……この力の代償ってことだったのか……?) 京子(ああ、神様……あんたって奴は…………とんでもないやつだよ……) ∧∧ ∩ ( ´∀`)/ ∧∧ ∩ ⊂ ノ ( ´∀`)/ (つ ノ ⊂ ノ ∧∧ ∩ (ノ (つ ノ ( ´∀`)/ (ノ ⊂ ノ ∧∧ ∩ (つ ノ ( ´∀`)/ (ノ ⊂ ノ ∧∧ ∩ (つ ノ ( ´∀`)/ (ノ ⊂ ノ (つ ノ ∧∧ ∩ (ノ ( ´∀`)/ ⊂ ノ (つ ノ (ノ ∧∧ ∩ ( ´∀`)/ _| つ/ヽ-、_ / └-(____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 続きはまた建てるわ <⌒/ヽ___ /<_/____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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俺は須賀京太郎。言わずと知れた清澄高校麻雀部唯一の 男子部員だ。 この部の特徴はやたら女の子が多い事だ。 俺は普段麻雀の勉強をする事もなく、彼女たちの雑用ばかりしている。 しかし、今日俺は限界を迎えた。 久「ロン。12000は12300」 京太郎(俺はこの半荘が終わったら部長を誘う) 久「ふむ…」 京太郎(メンタンピンドラ1…良い手だ。これでこの半荘は終わる) 咲「カン!もいっこカン!リンシャンツモ!倍満です!」 京太郎(ぐぬぬ 咲イイイイイイイイイ) 咲「じゃあ連荘ですね」カチッ カラカラ チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「…」(良い牌牌だわ) 京太郎(終わったな) 咲「カン!もいっこカン!カンカンカン!ツモ!」 京太郎(ブッチーン) 京太郎「おい咲 お前いい加減にしろよ」 咲「え?京ちゃんなんか言った?」 京太郎「え?いや何でもない。空耳だろ」 咲「そう…またまた私の親!がんばるよ!」カチッ カラカラ 優希「咲ちゃん今日はツイてるじぇ」 チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「うーん」(一通も見えるけど三色かしら!) 京太郎(この三色が完成したら俺は部長を誘う) 久「ロン!メンピン三色ドラドラ!飛んだわね」 まこ「やれやれ…かなわんのお」 京太郎「部長…ちょっとコーヒーを買いに行きませんか」 久「え…?」 まこ「コーヒーなら冷蔵庫にあるじゃろ」 京太郎(ワカメはだまってろ もうしんぼうたまらん) 京太郎「俺は部長とコーヒーが飲みたいんです」 久「」 優希「」 咲(え…京ちゃん何言ってるの…?) まこ(ほう…京太郎も隅におけんのお) 京太郎「いやですか…?」 久「別にいいわ。じゃちょっといってくるわー」 *** まこ「おいおい ホントにいってしもたの」 優希「そ…そんな…京太郎に限って…」 和「そんなオカルトありえません!」 そんな訳で俺達は自販機の所にやってきたのだ 久「ふう」ガタン 夕陽に映える部長の横顔が美しい 久「それで…何?」 京太郎「ええ 実は俺の国士無双が爆発しそうなのです」 久「」 京太郎「では参りますよ」 久「ちょちょちょっと」 俺はてっとりばやく部長の唇という名の三色同刻をうばう 久「う」 京太郎「どうですか 俺じゃあだめなんですか」 久「ぷはっ まってまって何か須賀君変よ?どうしたの」 京太郎「俺は何時も普通でしたか それはそう見えていただけかもしれませんよ」 そう、俺の肉欲は限界を突破していた 優希「この泥棒猫だじぇ!」 久「優希・・・」 通路の陰から優希が飛び出して来た 優希「このバカ犬!女の子に無理矢理キスするなんてどうかしてるじぇ!」 そう言うと優希は俺の股間に拳を繰り出してきた ズン! 京太郎「はぅあっ!」 久「須賀君!?」 俺は肉欲も不完全燃焼のまま地に崩れ落ちた 久「ちょっ・・・須賀君、大丈夫!?」 京太郎「うぅ・・・あっ・・・///」ムクムク 上を見上げると、そこには部長のスカートの中が目の前に広がっていた 不覚にも俺は勃起した 久「へ・・・?って、どこ見てるのよ///」 優希「地面を転がりまわるふりをして部長のスカートの中覗くなんて最低だじぇ!死ねっ!」 優希は俺の股間を蹴り上げる 京太郎「はぅあっ!」 俺は息を呑み悶絶した 久「優希・・・貴女なんてことを・・・!須賀君に謝りなさい」 優希「うるちゃいうるちゃいうるちゃーい!」 咲「何があったの・・・?」 和「須賀君が・・・死んでる・・・!?」 いつの間にか、優希を追ってきたと思われる麻雀部員たちが集まっていた 久「私にも何が何だか・・・」 優希「・・・部長がみんな悪いんだじぇ」 久「えっ」 周囲が騒がしい 京太郎「・・・ここは?」 内木「生徒議会室です。なにやら廊下で倒れているのでここまで運んできたのですが」 京太郎「ありがとうございます。でも俺、もう行かないと・・・うぁっ!?」 立ち上がろうとする俺の股間に痛みが走った 内木「無理しないで下さい。それより股間を押さえてどうかしたんですか?」 京太郎「な、何でもないんです。本当に!」 内木「怪我でもしていたら大変だ。おい、彼のズボンを脱がせろ!」 男子生徒A「はっ!」 京太郎「や、やめてくれ・・・!」 俺は筋骨隆々とした男子生徒たちの手によってあれよあれよという間にズボンのみならず 上の制服も脱がされ、1分と経たぬうちに全裸に剥かれていたのだった 内木「ほう、これはこれは・・・」 京太郎「み、見ないで下さい・・・///」 周囲を取り囲む生徒議会副会長と、その配下と思われる逞しい肉体を持つ男達・・・ 彼らのねばついた視線に俺は湧き上がる衝動を抑え切れなかった・・・ 内木「竹井会長の麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎君。貴方の事はよく存じ上げてますよ」 内木「そしてもしここで貴方の介抱をしなければ会長に顔向けできない」 京太郎「いやいや、ほんと大丈夫ですから」 内木「そうは言っても立ち上げれないのでしょう?さ、その股間を押さえる手をどかして下さい」 そう言うと副会長は俺の手を無理矢理どかせた 内木「これは・・・」 男子生徒B「おお・・・」 生徒議会室にどよめきが走る そう、俺は勃起していたのだ 内木「神聖な生徒議会の一室でここをこんなにして・・・。恥ずかしくないのですか?」サワッ 京太郎「くっ・・・!?」ビクンッ 副会長にただ股間を撫でられただけだというのに、俺のペニスは大きく跳ね上がる 内木「おやおや、これじゃあ確かに立つことすらできないでしょう。もっともここはこんなに勃っていますが」 京太郎「や、やめてくれ・・・」 言葉とは裏腹に、俺の肉体はこれから俺に降りかかるであろう快楽に歓喜していた 内木「うぶっ!!!」ゴキイッ その瞬間黒い稲妻が走り内木以下生徒会役員のホモどもは一掃された ハギヨシ「大丈夫ですか京太郎様 偶然廊下を通りましたら悲鳴が聞えましたので」 京太郎「ああ…ありがとうございますありがとうございます…」 そして俺は部長の所へ戻った 久「あら、須賀君!」 京太郎「部長…俺…」 久「大丈夫?さっきは何か様子が変だったから…」 京太郎「今俺の九蓮宝燈は完全に復活しました」 久「」 そう、俺の中では既に九種九牌倒牌のイメージが克明に浮かんでいた しかしそれは犯罪である いくら欲に駆られようとも俺は部長の悲しい顔を見たくはない 京太郎「部長 実は俺…部長の事を愛してるんす…なんて言っていいか…すみません」 久「…そう」 久「…」 俺は知っている。まずはこの様に真意を伝える事が重要だ。 京太郎「やっぱり変ですね…頭冷やしてきます」 久「まって」 京太郎(北) 先ほどの愛の告白が心とすればこれが技 一度降りる事により部長の心をわしづかみにするテクだ 京太郎「部長!」ガバッ 久「あっ!」 そして体 すなわち 心・技・体 これぞ最強の麻雀奥義 俺も伊達に麻雀やってないのである 久「ちょっと待って。私こういうのは本当に好きな人だけにしたいのよ。須賀君は一時の勢いではないと断言できるの?」 久「私は須賀君の事は好きだし大事な麻雀部員の一人だわ。でもそんな風に思っていたなんて知らなかったのよ」 北。これはまことの壁。いわゆるノーチャンスというやつだ。 ここは絶対いい加減に答えてはいけない。 俺の今の本心 それは…! 京太郎「国士無双が止まりません」 久「…」ニヤリ 京太郎「あっ」 ガバッ 久「須賀君…からかってるの?面白いわねえ」 久「いい?こういう事するとどうなるか教えてあげる」 京太郎「あああ」 部長の闇の部分が目を覚ましてしまった。まさに理想的な展開。 京太郎「ちょっちょっと止めてください」 久「許さないわ」 アーレー カン
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661 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 47 40.92 ID SjkV9ukDo [6/6] 京太郎「(お、これ俺の好きな本だ……)」ヨミヨミ 和「(この本面白いんですよね……)」ヨミヨミ 京太郎「(よし、いいところ見せるぞ!!)」グッ 霞「よーい、スタート」 京太郎「かもっがっ!」 和「……」 霞「……」 京太郎「(あれ?)」 竜華「こ、これは……」 京太郎「もがっ!! もごもごもごがっ!? モッガァーン!」 美穂子「若……」ホロリ 久「どうしてこう……締まらないのかしら」ハァ 京太郎「もごう・もがるがぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「」 和「もう、やめましょう……」 霞「ええ、そうね」ハァ 京太郎「」 宥「演技になると緊張するのかな?」 菫「京太郎君は追い詰められないと力が出せないようだ」フゥー 霞「それじゃあ、次のレッスンに移るわ」 京太郎「あの、もう一回チャレンジしたらダメですか?」 和「須賀君?」 霞「ええ、いいわよ」 京太郎「本当ですか!?」パァァ 霞「でも、その代わり」 京太郎「?」 霞「……失敗したら、×を受けてもらうわ」 京太郎「!?」 霞「それでもいいかしら?」クスッ 京太郎「……」コクッ 和「須賀君……」 霞「いいわ、じゃあもう一度行くわよ」 京太郎・和「はいっ!」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「もがもごもごもが」 霞さんの手に堕ちる 10~39 京太郎「カ●ン、もがもっ……」 40~89 京太郎「カ●ン、君は生きろ……」 90~99 京太郎「女なら、出来ることがあるだろ?」 ゾロ目 和 と ちゅー 674 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 08 48.84 ID 62TbIwvAo [1/3] 霞「それじゃあ、ようい……」 京太郎「(落ち着け……普通に喋る時には問題無いんだ)」 つまり、自然に振る舞えば大丈夫ってことだよな? 京太郎「(だから……俺自身の言葉でこの台詞を読み上げるんだ)」スッ この主人公の経歴なら……知っている 今いる状況……理解している 相手への距離、相手への想い……! イメージが!! 体の中にどんどん入ってくる!! 伝えたいことが多すぎる!! まるで、一度体験したことのように頭に流れ込んでくる! どうにかして伝えなきゃ!! 伝われ!! 京太郎「(伝われ!!)」カッ ピキィィィン!! 霞「!?」ゾクッ 京太郎「……」ウツムキ 霞「スタート!(今の感覚……まさか降ろした? いえ、そんなハズは……)」 京太郎「……」ボヤァァァ 一同「!?」ゴシゴシ , -‐──‐-、 / . . . . . . . . . .\ r‐-、 / ./ . . /r__-、 .r_‐┐、 .| l⌒ヽ /} | . | . ./ / / \\ノ .{. .', | | |. / || | . | .//{ノt‐_─┘ \}. | | | | || ノ . ∨代芝k `> \ | | | | || _彡イト、 \ }.| f⌒ヽ. \ノノ .,' | || }八_\,> __ {ノ ノ >==〈 | |ト、 } | .ト、 '⌒` /¨¨´ ̄>/ ハ |. 八 `丶、 ノ从l `丶、_/|__, -‐ ´ // _ノハ. V/´\ `ー‐─……ト-ァ‐v‐v‐|. // //¨¨´ _', \ \. r┴/ ∨ 八__/// レ / ', \ \. lfヽ、ノ / o }/  ̄`ヽ、 ./ ',. \ \|| `ヽ{_______/ \/ \ 京太郎「カ●ン、君はこの中でも特別優秀な駒だった」 和「っ!!」 竜華「!?」バッ 久「今の!?」 透華「なっ……」ザッ 京太郎「そう、全ては盤上のこと……ゲームだったんだよこれは」 和「っ」ズキィィィン フラッ 和「(あれ、どうしたんでしょう……? これは、演技のハズ、なのに……)」ジワッ ズキズキッ 和「(本当に、須賀君に裏切られたように……)」ギュッ 霞「(彼の演技が……世界観が!!)」 菫「(原村をも引きずり込んだ!?)」ゾクッ 宥「うっうぅっ……」グスッ 675 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 13 02.76 ID 62TbIwvAo [2/3] 和「そう……」ウルウル 京太郎「……」 和「さよなら、ル●ーシュ……」 ハギヨシ「構えぇ!!!」チャキッ 美穂子「(しかも、お茶を運びに来たハギヨシさんまでもが雰囲気に飲まれている!?)」 透華「(むしろなぜ参加してますのぉ!?)」ビックリ 京太郎「カ●ン」 和「……」スタスタ / /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハ \\. / '. . /. . . ′. . ./. . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ', \/ l. /. . . . |. . . . /. . . . . . . . . . . . . ′. . . . . . l . . . . . . . . . . . . . . . . | `. |. |. |. . . .|. . . /. . . . . . /. . . . . . /. . . . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . . . |. |. |. |. . . .|. . /. . . . . . /. . . . . . /. . /. . . . . .|. . . . . . . . . . . . . . . . .| | .|. l. . . . ! . !. . . . . /. . . ,/. ./. . /. . . . . . . ∧. . . . . . . . . . . . . . . ,'. ノ, l .l. . . . | . l. . . . ./. . / /. /. . /. . . / // | |. . . . . . . . ./. . ./ / / |. l. . . . | . |. . . /. ∠./. /. . /. . . ム /,' ! ト. . . . . . ./}. . / //| |.l . . . . |. .|. . .ト ム/ 7. . /. . . ./ /イ  ̄`| | }. . . . //. / // /._ ノ ヽ . . | . . V戈に外 /. . . ./ /' ィ必匁_7. . . /‐' >‐ '' / /.,> 、 ヽ V }/. . /  ̄ ̄ /-‐  ̄__/ ∠ _. ヽヽ }. . .|ヽ ノ´ ′ /. . >‐ 、 \ .ヽヽ ノイ ハヾ 、 {! /イ /' } ヽ | ヽヽ ト、 ヽ ー __ 一 /}/ ' / } ,' \\ { \ >、 イ ヽ / / / / \\ \ ./ { `´ / , / // \\ / | ∨ // / 京太郎「君は生きろ」 和「ぇ……?」 京太郎「……」 和「はっ!?」バッ ハギヨシ「撃てぇぇ!!」 パン!! 一同「!!?」ビクッ 霞「……はい、そこまで」パチパチ 京太郎「……え?」パチクリ 和「あ、あれ……」パチクリ ハギヨシ「私は今まで何を……」パチクリ 霞「今度はよかったわ、流石ね」クスクス 京太郎「ほ、本当ですか!?」 一同「よかったよー」 京太郎「や、やった! やったぞぉ!!!」ピョイン ヤイノヤイノヤイノヤイノ 霞「(須賀京太郎……ふふ、追い詰められれば追い詰める程真価を発揮するのね)」ニコニコ 演技力が上昇しました! 演技力がBになりました! 707 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 21 56 30.74 ID 8Xf40CvHo [3/12] 【合宿所 食堂 夕食】 ワイワイガヤガヤ 竜華「京太郎君、さっきの凄かったで!」光 久「本当にびっくりしたわ」パチパチ 光 京太郎「あはは、そうですか?」テレッ カチャカチャ 菫「大したものだ。この短期間でよくもここまで」フフフ 尿 透華「ただムラがあるのが気になりますわね」ウーン 板 宥「そこは大丈夫じゃないかな?」光 和「ぜろ……//」ポワッー 狼 煌「京太郎様……//」ポワー 忍 竜華「この二人は?」 久「さぁ?」キョトン 美穂子「今日は随分と成果がありましたね、若」フフッ 雪 京太郎「全部霞さんのお陰ですよ! 俺一人じゃとても……」 霞さんの言う通り、俺はまだ自分の実力を使いきれてない でも、そこに気づいてくれる霞さんがいれば…… 霞「……」ボーッ 闇 京太郎「……霞さん?」 霞「えっ? 何か言ったかしら?」キョトン 明華「さっきからボーッとして、どうかしたんですか?」 光 霞「え、えと……ごめんなさい」 はやり「さっきのレッスンで疲れちゃったのかな?」 爆 京太郎「もう休んだ方が……」 霞「……ええ、そうさせてもらおうかしら」スッ 京太郎「送りましょうか?」ガタッ 霞「いいえ、大丈夫よ」スタスタ 京太郎「……?」 710 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 11 52.21 ID 8Xf40CvHo [4/12] ~~数十分後~~ 京太郎「ふわぁぁ……」ネムネム ガチャッ ハギヨシ「おや、京太郎君。まだここに?」 京太郎「ハギヨシさん!」 ハギヨシ「皆さんもう入浴されて、部屋に戻っていますよ?」 京太郎「……」 ハギヨシ「何か、考え事でも?」フフッ 京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど……」 ハギヨシ「隣り、座りますよ」スッ 京太郎「あ、はい! どうぞ!」ササッ ハギヨシ「ありがとうございます」 京太郎「いえ……」 ハギヨシ「……」 き、気まずい。 なんでだ……いつもなら、簡単に言葉が出てくるのに…… 京太郎「えと、その……」 ハギヨシ「……京太郎君には男友達がいますか?」 京太郎「え?」 ハギヨシ「……」 京太郎「えと、多くはないですけど……多分」 井伊嫁助とか、他にも何人か…… 一応、心当たりはあるけど ハギヨシ「私は……この短い人生の大半を、龍門渕家に捧げてきました」 京太郎「……」 ハギヨシ「勿論、以前話したようにそこに後悔はありませんし、幸せだと自負しています」 京太郎「はい、俺もそう思います」 ハギヨシ「敬う主も……ともに歩む同僚もいます。ですが、気のおける友人というものとは、無縁の人生でした」 京太郎「ハギヨシさん……」 ハギヨシ「そして、そんな私に……最近ようやく、こうして心を吐き出せる友人ができました」チラッ 京太郎「っ! それって……!」 ハギヨシ「勿論、そう思っているのは私の方だけかもしれませんが……」クスッ 京太郎「いやいや!! 俺も! 俺もハギヨシさんのこと……!!」 ハギヨシ「ありがとうございます。ですが、その友人が何か悩んでいるのに……私は力になれません」ウツムキ 京太郎「あっ」 ハギヨシ「……京太郎君、私では、貴方の力になれませんか?」ジッ 京太郎「ハギヨシさん……すみません」ペコリ そうだよな…… こんなに、俺のことを心配してくれてる人がいるのに、自分ひとりで抱え込むなんて 717 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 21 28.22 ID 8Xf40CvHo [5/12] 京太郎「一人で考え込んでも仕方ないですよね」 ハギヨシ「ええ……」 京太郎「あの、その……相談に乗ってくれますか?」 ハギヨシ「はい、勿論!」パァァ 京太郎「へへっ、なんだか照れますね」ポリポリ ,. --- 、 ____ /, ´ ̄ ̄` '⌒´ \ 、_/_/⌒ヽ , / ヽ ,---、 / // ヽ . , / ̄-/ /' { | | | / __  ̄,./ /-' l| l | |___ l | | . ' / ,イ _| | |ア__l { { | / }`| | | / , ´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | | /\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{ ////\ r--- ´八 !∧  ̄ , //// }/ノ/ リ. ///////\ \}∧ 八/ //////////〉 込、 __ ,. / ///////// / }>、 ` イ |从 ,'//////// / _ /--、l ` ̄ , |--、.///////// / イ/////\ {////} / 「///|'//////// /´// {////////ー '|////| , |///l|///////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、 ハギヨシ「んっふ、こちらも少々照れてしまいそうです」テレテレ ~~某所~~ ほーん妹「!?」ガタッ ほーん姉「どうしたの?」 ほーん妹「きゅ、きゅふふ……」 ほーん姉「!?」 ~~さらに某所~~ 変態ドジっ子メイド「!?!??」ガタッ 純「んー? どうした?」 変態ドジっ子メイド「うるっふっふっふっふ……」ヨダレダラダラ 一「」 衣「気持ち悪いぞ……」ドンビキ ~~~~ ハギヨシ「それで、悩みというのは……?」 京太郎「それが……」 悩みとはなんぞや? 選択安価↓3 1 仕事の事 2 とある人物のこと 724 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 27 13.55 ID 8Xf40CvHo [6/12] 京太郎「実は、とある人物のことで悩んでまして……」 ハギヨシ「とある人物?」 京太郎「……それで、その」 ハギヨシ「京太郎君。私はどんなことでも相談に乗ります。だから……」 京太郎「はい。実は……」 京太郎が相談したい、とある人物って誰だYO!? 選択安価↓ 1~3 で一番コンマ大きい人 ゾロ目確定 1位 和 2位 煌 3位 まこ 4位 竜華 5位 咲 6 その他 好きな名前どぞー ※ただし京太郎と面識がある人 730 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 36 09.38 ID 8Xf40CvHo [7/12] 京太郎「実はその、竜華さんのことなんです」ポリポリ ハギヨシ「清水谷様ですか?」 京太郎「はい」 ハギヨシ「私の見る限りでは良好な関係に見えますが……?」 京太郎「それは、そうなんですけど……」 ハギヨシ「?」 京太郎「……」 ハギヨシ「京太郎君?」 京太郎「実は……」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 竜華「えっ?」コソッ 10~49 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 50~89 京太郎「俺ってばいつも竜華さんに心配かけてばかりで……」ハァ 90~99 京太郎「実はその、最近竜華さんのこと……」カァッ ゾロ目 京太郎「実はその、最近竜華さんのこと……」カァッ 竜華「えっ……//」コソッ 00 で 竜華部屋で一晩 ムフフフ 737 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 48 11.66 ID 8Xf40CvHo [8/12] 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 ハギヨシ「実力が?」 京太郎「はい。なんかこう、胸がザワザワして」 ハギヨシ「それはどういうことですか?」 京太郎「俺にも分からないんです。なんか、竜華さんに見られてると思うだけでこう」ウーン ハギヨシ「! それはもしかすると……」 京太郎「分かるんですか?」 ハギヨシ「いえ、まだ確信がありませんので(これは自分で気づくべきですしね)」フフ 京太郎「さっきは霞さんのお陰で集中できましたけど……これって治した方がいいですよね?」 ハギヨシ「それは……」 京太郎「最近だと寝る時にも竜華さんの顔が浮かんでくるし……俺ってばもしかして」ハッ ハギヨシ「!!」 京太郎「竜華さんの事嫌いなのかなぁ……」 ハギヨシ「えっ?」 京太郎「どうしよう」ズーン ハギヨシ「……はぁ」 京太郎「ハギヨシさん?」 ハギヨシ「これは皆さんが苦労するのも頷けますね」 京太郎「???」 ハギヨシ「では、私から一つだけ助言いたしましょう」スッ 京太郎「は、はい!」 ハギヨシ「もっと。今よりももっと清水谷様を知ればいいんですよ」 京太郎「え? 竜華さんを知る?」 ハギヨシ「そうすればきっと……その悩みは解決しますよ」クスクス 京太郎「竜華さんを今よりも……知る?」 そう言えば、俺は竜華さんのことをどれだけ知ってるんだろう? 誕生日も、好きなものもよく知らないし…… 京太郎「そうですね、俺……もっと竜華さんと話してみます!」 ハギヨシ「はい。それがいいです」フフフッ 京太郎「よーし、やるぞー!!」メラメラ フラグイベント 【竜華の浮気?】 が 追加されました 742 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 00 58.12 ID 8Xf40CvHo [9/12] 京太郎「ハギヨシさん、悩みを聞いてくれてありがとうございます!」ペコリ ハギヨシ「いえ、当然のことですよ」フフッ 京太郎「それじゃあ俺、もう寝ますね」ガタッ ハギヨシ「はい。明日の為によく休んでください」 京太郎「はい! それじゃあまた明日!」タタタッ ガチャッ バタンッ ハギヨシ「……ふふっ、これまた随分と騒がしくなりそうですね」クスッ 立場上は応援することは出来ませんが、彼女には頑張って欲しいものです ハギヨシ「透華お嬢様、うかうかしていられませんよ」 早く衣様と会わせなければ……手遅れになってしまうかもしれません ハギヨシ「んっふ、困ったものです」 ~~~竜華の部屋~~~~ 竜華「京太郎君、おやすみ」 京太郎の写真「」 竜華「……」キョロキョロ コトッ 竜華「……」 チュッ 竜華「……//」モゾモゾッ おやすみ…… 744 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 29 20.69 ID 8Xf40CvHo [10/12] 【翌日 レッスンルーム】 京太郎「よし! 修行だ!!」デーン 久「朝早くから張り切ってるわねー」フワァァ 煌「いいことじゃないですか、すばらっ!!」フフ 和「今日も頑張りましょうね、須賀君」 京太郎「おう!」ニッ 今よりもっと頑張って、一日も早くトップアイドルにならなきゃな! 京太郎「っと、そう言えば竜華さんがいませんね?」キョロキョロ 菫「彼女なら、部屋でスケジュールの調整をしているぞ」 京太郎「え? スケジュール?」 はやり「もうすぐ年始だからね。合宿後の仕事も考えなきゃ」 京太郎「あ、そうか」 年末の番組のほとんどをキャンセルしたからな 仕事取りづらくなって、竜華さんに迷惑かけてなきゃいいけど…… 京太郎「……」ウツムキ 久「こら、落ち込んでいてもしょうがないでしょ?」ペチン 京太郎「あたっ!?」 宥「今出来ることを、頑張ろうよ!」 明華「急げよ、走れ! ですねー!」ニコニコ 透華「急がば回れ、ですわ!」ズビシッ! 美穂子「頑張りましょうね」 京太郎「よーし、やるぞ!!」メラメラ 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 751 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 40 10.43 ID 8Xf40CvHo [11/12] 750 すまん、何か忘れてる設定あったら具体的に教えてくれ 基本その場のノリでやってるからボロはよく出る 久「それじゃあ今日は歌唱力のレッスンからね」 京太郎「はい!」キリッ 明華「頑張りましょう」ニコッ 煌「昔と比べてすごく成長してますよね」 久「最初聞いた時は失神するかと思ったわ」 透華「私が教えるまで音符も読めませんでしたもの」ハァ 明華「ではまず、前回のレッスンをおさらいですね~」 京太郎「はい、あれからちゃんとおさらいしてますよ!」グッ 美穂子「ちゃんと明華さんの用意したメニューをこなしてるようですね」ニコニコ 煌「ワタシノムナイタワタシダケノムナイタ……」ブツブツブツブツブツ 久「ひっ!?」ビクッ 明華「それじゃあ、まずは発声を」 京太郎「よし、見ててください!」 コンマ安価↓3 00~09 大失敗 10~39 失敗 40~89 成功 90~99 大成功 ゾロ目 明華 と 京太郎 【過去編】 760 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 56 35.19 ID 8Xf40CvHo [12/12] 明華「さん、はいっ!」パンッ 京太郎「んあー♪」 明華「いいですね」ニッコリ 久「うーん、相変わらずの美声ね」 煌「ムナイタムナイタムナイタムナイタ」 宥「聞いてるだけで落ち着く……」ポーッ 菫「やはり天才か……」 美穂子「若、立派になられて」ホロリ はやり「うんうん♪ 成長してる!」 透華「ですが発声だけよくても……」 霞「……」 明華「では次は歌の方を」 京太郎「はい……」スゥッ 一同「」ドキドキ ラジカセ「」チャララ~♪ 京太郎「沈黙ー、主張する顔ー、情熱ー隠したぁーままでー♪ 押さえーつけられてー生きるのかー♪」 菫「」ドキッ 京太郎「奇跡、手に入れるにはー時に、心捨てるー君ーの、涙、つらいけど―♪」 久「」ドキドキ 京太郎「暗闇がーより深ーければー、星はよりー光るだろうー! なら悪にでもー♪ 魂を引き替えても――♪」 宥「」ドキドキ 京太郎「世界が変わるー♪ そのーときーまでー♪ 突き上げてく、炎の剣ー♪」 煌「」ドキドキ 京太郎「進むべき、空の下でー、守る君のために―♪」 和「すがくぅぅん……//」デレェェェェェェェン ラジカセ「」カチッ 霞「……」ペロリ 京太郎「……ど、どうでした?」ドキドオキ 明華「素晴らしいですね!」ニコニコ 京太郎「そ、そうですか!?」ワーイ 一同「(普通にカッコイイ)」ドキドキ 歌唱力が上昇した! 歌唱力がDになった! 764 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 00 05 13.56 ID +ksovVyro [1/8] ワイノワイノ 明華「やはり素材がいいので伸びが素晴らしいです」パチパチ 京太郎「へへっ、この調子で頑張ります!」ビシッ 明華「それではそろそろ応用に挑戦してみますか?」 京太郎「お、応用?!」 明華「はい。今の歌はオーソドックスですが、もっと色んな技術を用いた歌に挑戦してみるんです」 京太郎「お、おぉ……!」ブルブル 煌「でもいきなり応用なんて大丈夫ですか?」 久「いいじゃない、何事も挑戦よ」 霞「そうね。もっと色んな彼の一面を見たいわ」クスクス 宥「??」 菫「確かに何事も挑戦だと言うし……」 明華「それじゃあ、ビブラートやアクセントについてまずは説明しますね」ビシッ 京太郎「はいっ!」 明華「ぺらぺらぺ~ら」 京太郎「ふんふむふんふ~む」 明華「ぺらぺらぺら」 京太郎「ほむほむまじあわあわ」 明華「分かりました?」 京太郎「はいっ!」キリッ 一同「(まるで意味が分からないっ!)」ガビーン 明華「では実践に移りましょう」 京太郎「はいっ!!」グッ コンマ安価↓3 00~09 大失敗 10~39 失敗 40~89 成功 90~99 大成功 ゾロ目 明華 と 京太郎 【過去編】 778 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 00 24 25.72 ID +ksovVyro [2/8] ラジカセ「」カチッ チャララ~♪ 久「あら、この歌……」 宥「確か、某執事アニメのキャラソンじゃ」 タタタタッ ガチャッ ハギヨシ「!!」 ~~~♪ 京太郎「月夜に~浮かぶ~残像~♪ かりそめーの黒いー記憶ぅ♪ 屈辱ぅ的な、歪む朝、不純な航海へ~♪」 久「」フラッ 煌「」ブクブクブク 京太郎「報われない恋、ならばせめて~、あの世で結ばれたーい~、なんて、願いを~幾千も~その血に飢えた獣のように~♪」 宥「」ボォォォォッ!! 菫「」ジョバジョバジョバ 京太郎「これでも、執事DEATH↑↑ 猥雑な送死葬愛、大地を赤く染めるぅ、カーテンコール蹴散らして~」 和「」ビクンビクンッ 美穂子「」ドロドロドロドロ 京太郎「走馬灯劇場、魂と記憶の映像♪」 はやり「あわわわっ!?」ジュンジュワァ 透華「」キュンキュンキュン 京太郎「血みどろの妄想を掻き鳴らして、ただ求めるぅ~♪」 デレッデレーデレッデデー♪ ハギヨシ「これは……なんという……」ガタガタッ ラジカセ「」カチッ 京太郎「ふぅ、こんなもんかな」クルッ 一同「」チーン 京太郎「え?」ビクッ なんだこれ……もしかしてまた、俺のせいでみんなが!? 京太郎「そんな……」ガクッ ガシッ 京太郎「!?」 霞「あら、大丈夫?」ニッコリ 京太郎「かす、みさん……?」 霞「ふふっ、安心して。貴方の歌はとても素敵だったわ、トテモ」ギュッ 京太郎「ほ、本当ですか!?」 霞「ええ、勿論」クスクス 明華「……(どうして、こんな時に思い出すのでしょうか?)」ツゥーッ あの日からずっと後悔して……自分の不甲斐なさを嘆いて 私も、母のようになれたら……そう思っていたはずなのに 明華「……」グッ 780 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 01 33 39.50 ID +ksovVyro [3/8] 【数ヶ月前】 受付嬢「ジャ○ーズ舐めてんじゃねぇよオラァァァン!!」ダンッ 京太郎「!?」ビクッ 受付嬢「まず服装! 何、そのお母さんにしま○らで買ってきてもらったようなのは!?」 京太郎「いや、これ安かったんですよ」 受付嬢「第二に!! メイクしろとまでは言わないけど、何その妙に飛び出た鼻毛はぁぁぁぁ!?」ガシッ ブッチィィィィン!! 京太郎「いっでぇぇぇ!?」ゴロゴロ 受付嬢「第三に!! 少しは礼節を覚えなさいっ!!」 京太郎「……」ガーン 受付嬢「そもそもアイドルって言うのはファンの想いに答える、厳しい仕事なのよ?!」 京太郎「!!」 受付嬢「軽い気持ちで勘違いイケメンが図に乗るなぁぁぁ!!」ロザンショウリュウハ! 京太郎「」バッキャァァァン!! ヒュゥゥゥゥゥン!! ウィィィン 【道端】 京太郎「」ドシャッ ポツッ ポツッ ザァァァァァァァ!! 京太郎「……」ズブヌレ ソレデデスネー イヤイヤ、モウイイッテ 智葉「その話でもう三回目じゃないか?」 メガン「でも、本当に美味しかったデス」 ネリー「ラーメンばっかりじゃ飽きちゃうよー」 慧宇「全くですね」 明華「でも、美味しければいいですよ~」ニッコリ メガン「おお、そう言ってもらえると嬉しいデスネ」ズルズル 慧宇「さっき食べたのにまだ食べる……」 ネリー「もろジャンキーだねー」 智葉「なにもこんな雨の中食べることもないだろうに……」 782 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 01 38 59.69 ID +ksovVyro [4/8] 京太郎「そろそろ、帰らなきゃ……」ズルズル サッ 智葉「ん?」チラッ メガン「どうかしまシタ?」キョトン 智葉「いや、今すれ違った男……どこかで見たような」 ネリー「うわぁ、ハリネズミだ!」 慧宇「濡れ鼠ね」 明華「可哀想……すぐに傘を」スッ 智葉「いや、やめておいた方がいい」 明華「え?」 智葉「あの顔、あの様子じゃ……相当辛いことがあったんだろうね」 ネリー「まさに絶望してる?」 慧宇「今にも死にそうな顔でした」 メガン「ラーメン食べれば元気になりマスヨ」ズルズル 明華「でも……」チラッ 京太郎「……」テクテク ザァーッザァーッ 京太郎「傘、持ってくりゃよかったな」テクテク 智葉「曲りなりにも男だ。女に助けられるのをよしとしないかもしれない」 メガン「おー! サムライデスね!」 京太郎「うっ、ぐっ……ヒグッ」ポロポロ 明華「でも、とても見過ごせません」ブルブル 智葉「……覚悟はあるか?」 明華「え?」 智葉「中途半端な同情ならやめておいた方がいい。逆に傷つけるだけだ」スタスタ 明華「そ、それは……確かにそうかも、しれません」ウツムキ でも私は……!! 母のようになりたい、立派で……誰よりも優しく……! 明華「だから私は!!」バッ ネリー「……」 智葉「……」 メガン「……気持ちは分かりマス。でも……」 京太郎「もう、帰るか」ゴソゴソ 明華「っ!!?」 行ってしまう…… このままじゃ、もう二度と会えないかもしれない 慧宇「ちょっと落ち着いて考えた方が――」 明華「……」ブルブル 783 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 14 59.47 ID +ksovVyro [5/8] 皆さんが正しいのは分かってる。 私が声をかけても、助けても……あの人は救われないかもしれない。 逆に傷ついてしまうかもしれない でも、それでも見過ごしたくない……!! 京太郎「あ……そっか。ここまで来ることだけ考えて、金あんまり持ってこなかったのか」ビショビショ ネリー「ここで手を差し伸べても、意味ないと思うよー?」 明華「……行きます!!」 例え、間違っていたとしても 後悔したくない! だから、私に出来ることを……! 明華「……大丈夫ですか――!!」タタッ 智葉「バカ……」ハァ 京太郎「あー、ついてねぇ」フラフラ ガクッ ドシャァァ!! 京太郎「……」バシャン 明華「あっ」ビクッ 京太郎「……」シーン 倒れた……? どうして? 病気? ケガ? それとも…… 明華「い、いや……」ゾクッ 怖い 急に、目の前のこの人が怖くなってしまった 明華「うぁっ……」ブルブル どうして? どうして体が動かないの……? 助けたいのに、声をかけたいのに…… 明華「……」ガタガタ スタスタ ??「どいてくれる?」 明華「えっ?」クルッ ??「……!」タタタッ ザーザー!! 京太郎「……?」 スッ 赤い傘の持ち主「……風邪、引くよ」 京太郎「え?」 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 15 25.55 ID +ksovVyro [6/8] 赤い傘の持ち主「立てる?」 京太郎「……」ドクンッ 明華「!?」ビクッ /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ 「……?」 |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 ´ } | / ∧ ` >へ i u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V 京太郎「あ、すいません……」スクッ どうして……? 竜華「こないなとこで行き倒れ?」 京太郎「……そんなとこです」ハハハ その手を差し伸べようとしていたのは……私だったのに 竜華「……何かあったんか?」 京太郎「え?」 竜華「顔に書いとる。嫌なことがありましたって」ムニッ 京太郎「ほへっ?」ムギュウウ 竜華「……この後用事か何かあるん?」パッ 京太郎「え? 何もないですけど……」 竜華「よし、じゃあ着いてきて」グイグイッ 京太郎「え? え?」キョトン 私が…… 京太郎「あ、あの?!」 竜華「いいからうちに着いてくればええんや」グイグイ 京太郎「ちょ、ちょっとー!?」ガビーン ズルズルズルズル 明華「……」フラッ 傘「」コロコロ 智葉「!!」 慧宇「!?」 メガン「大丈夫デスカ!?」 ネリー「え? え?」オロオロ 私は……偽善者にすら、なれなかった 785 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 16 24.12 ID +ksovVyro [7/8] ~~現在~~ 京太郎「菫さん、しっかりしてください!」ユサユサ 菫「」チーン 京太郎「久さん! 煌さん!!」 久「あばばば」ブクブク 煌「すばらぁ……」ゾクゾク 京太郎「和! 起きないとこうだぞ!!」モミモミ 和「んぁっ……//」モジモジ 京太郎「ダメだ……」ズーン 霞「いい夢見てるみたいだし、放っておいていいんじゃないかしら?」 ハギヨシ「私が皆さんを部屋までお運びいたします」スッ 京太郎「あ、俺も手伝います!」サッ 一同「う~ん」ムニャムニャ 霞「全く、これくらいで驚いてちゃ指導にならないわよ」ハァー 明華「……」 霞「貴女もそう思わない? って……どうかしたの?」 明華「いえ、なんでもありません」 霞「ふーん? そう……」 明華「……(あの時とは、もう違います)」グッ 私はもう逃げない 彼を……必ず導いてみせる 明華「だって、そうすれば私はきっと……」ニゴッ 今度こそ母のように――なれるから 霞「(この子もまた……)」クスッ 京太郎の歌唱力がメンヘラ上昇した 歌唱力がCになった!! 964 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 21 45 25.57 ID ug0ohjboo [4/11] 【ガールズトーク アクセル1の巻】 ~~料理対決の日 その夜~~ <女子部屋> 透華「ふぅ、今日は散々でしたわ」ボフッ 久「あら、結構楽しかったじゃない」クスクス 煌「でも負けたのは悔しいですね、こちらのチームは私だけでしたし」ムスッ 宥「見た目が全然ダメだったよぉ……」モゾモゾ 和「清水谷さんはすごかったですね」ゴロン 竜華「いや、うちなんて……//」モジモジ はやり「何がいけなかったんだろー?」ボフボフ 菫「全くだ」ファァ 霞「本当よ」ネムネム 久「冗談にしては笑えないわね」ヒクヒク 美穂子「全くです」プンプン 透華「でも、こうやって親睦を深めるのも、案外悪くないものですわ」 竜華「せやな。普段はこうして話す機会も無いし」 菫「こうやって全員揃う事が稀だしな」 はやり「修学旅行みたいでドキドキするね!」 霞「そうかしら?」 キャッキャウフフ 竜華「……」 選択安価↓3 1 竜華「コイバナ……せぇへん?」ドキドキ 2 透華「……相談がありますの」ウツムキ 3 煌「ふふふ、面白いモノがあるんですけど」ニヤリ 4 自由な話題 969 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 21 53 56.63 ID ug0ohjboo [5/11] 竜華「でな、その時に京太郎君が……」プルン 透華「……」 煌「ふふ、それはですね」プルッ 透華「……」 久「あら、でも意外とかわいいところもあるのよ」プルル 透華「……」 美穂子「クスッ、若らしいですね」プルン 透華「……」 はやり「かっわいいー♪」プルルン 透華「……」 菫「全く、世話のやける」プルッ 透華「……」 宥「でもでも、あったかいと思う」プルルン 透華「……」 明華「……興味深いです」プルルッン 透華「……」 霞「あら、美味しそうね」ドッタプルルルルルゥゥゥウン 透華「くっ」 ワイワイキャッキャウウフフ 透華「あの、皆さん!」 シーン 透華「……相談がありますの」ウツムキ _, -‐ ´ iY´ ̄/i `ー-、____ i´ ∧i //| `i--、ヽ |. ト、 | |//|. iヽ ヽi | ||`ヽY'"´! i i ゙ i . |.| / ゙、、 ゙、 | / ―┼-┤ ー-|A--、 ヾ / __!_ ゙、 _リ__ヽ_ \ / `メ2 iヾ \ "´2 i ー' 丶 / / / ; ) /i ヽ | // i /゙、 /イ !ソ |.|. ト、 i | 、 -―- ,.ィ´!ノ 人 ヾ ノ \ \ /r」ー- イ、,.! / /i `ー-‐'ヾ 、___/ __/_). i-'´ \ / Y /__ `) >--‐ / 、 / ,.イ ,ヘ^ノi | / /ヽ(. ( /i | / / ゙、 / ,艾 ゙、. 、 ( // | 丶、__,ノ ゙、Y i|| ,.ヘ V / | i.|. V \ \ / 、 `ヽ 一同「???」 972 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 06 42.76 ID ug0ohjboo [6/11] 透華「……」 和「とりあえず話してみては?」プルルンプルンファミファミファー 透華「え、えぇそうですわね」グギギギギ 和「??」 透華「かくかくしかじか……ということでしてよ」ズゥゥゥン 一同「Oh……」 透華「毎日牛乳も飲んでいますし、マッサージも、試せるだけのことはやっていますの」ウツムキ 竜華「い、いや! 別に胸なんて……なぁ?」サッ 煌「えっ!? そ、そうですね、私もそんなにある方では無いですし……ね?」 久「いや、私に振られても困るわよ……美穂子!」サッ 美穂子「うっ……でも、私は上埜さんくらいの方が……ですよね!?」サッ 菫「私に振られても困る……そもそも胸なんてその時のノリで変わる、のか?」 宥「うぇっ!? む、胸なら玄ちゃんが詳しいけど……どうかなぁ?」チラッツ\ はやり「大きくても肩は凝るし、垂れてくるしろくなことはないよ!」セツジツ 明華「胸がそんなに重要ですか?」 霞「理解に苦しむわね」 透華「」 竜華「空気読めや!!」クワッ 久「全くね」 透華「うぅっ、ぐすっ、私だって好きでこんな胸じゃ……」シクシク 煌「ほ、ほら! 貧乳好きの男性もいますし!」 菫「そうだな。京太郎君は巨乳好きだが」 和「須賀君は大きいのが好きですけど」 はやり「巨乳好きだねっ!」 霞「あら、そうなの? ふふっ」ニコニコ 透華「」 竜華「可哀想に……」ホロッ 美穂子「体の話は女子にとっては深刻な悩みですから」 透華「……もういいですわ」ユラァ 一同「!?」 透華「貧乳がなんぼですわ!! 私には金があるっ!!」デデーン 一同「(最悪なこと言っちゃったー!!)」デデーン 透華「シリコン……シリコン┌(┌^o^)┐」カサカサカサ 竜華「あ、あかん! このままじゃ成金シリコンアンテナになってまうで!」 久「なにげに酷い言いようね」 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 17 48.28 ID ug0ohjboo [7/11] ウガァァァアデスワァァァァ!! オチツイテ! ドウドウ! 久「どうするのよこれ」ハァァァ 煌「私にいい考えがあります」フフフ 竜華「果てしなく嫌な予感がするけど、一応聞いたるわ」 煌「それはですね……」ゴニョゴニョ 竜華「!?」 美穂子「そ、そんなこと……」ワナワナ 霞「正気の沙汰とは思えないわね」 明華「成功するでしょうか?」 菫「いや、成功しても後が怖い」 はやり「オススメしないけど……」 透華「うぅっ……」シクシク 宥「でも、可哀想だよぉ……」 和「なんとかしてあげまたいですね」 煌「それじゃあ、仕込みをしてくるかな?」クスクス トテテテ ガチャッ 竜華「……」 久「成功するかしら?」 竜華「無理やと思う」キッパリ 美穂子「……」 和「どうなるんでしょう」 透華「私なんて……私なんて」エグエグ そして、翌日―― 京太郎「うーいてて、体中がヒリヒリするぜ」テクテク ガチャッ 透華「……はぁ」ズーン 京太郎「あ、透華さん、おはようございます」ペコッ 透華「ええ、おはようございますわ」 京太郎「…ん?」 透華「どうかしまして?」キョトン 京太郎「あれ、なんか透華さん……」 京太郎「胸が大きくなってません?」 975 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 22 44.44 ID ug0ohjboo [8/11] 透華「えっ?」 京太郎「あれ、でも……確かに」ジロジロ | トヽ、V//'゙、 i ヾニ==ー | __|_| /"´ |_|_,._ ゙、 i | ハ|ミ(. `´|.|_、__ ゙、 i i __,;=テミミ ゙、 ナr-、ヾ=- ゙、.| / `/ 2 ノ \ 2 ノメ. ヾ、 / ,.イ ` ; ) |i \ / 人_! リi ,ゝ、ヽ. /ィ / / .! r―‐‐-、 ,イ | | | ヽ|. !ハ .ヽ〈 / / \ ー―‐' , イ .V ./ | 、 \ / `ハ 、__ , ' | V ./ \ ,i / \ ゙、 /,┤ _ト/ ,ハ `ー-‐'/`ー='´-ァ , ) ) / ヽ、_,.-‐' ( ( ヽ 、 ー __ ノ / / / l´ /、J゙、 \___ ゙、 \ ヽ丶 r'´/, - イ / .| / /|ヾ┼--、/ `ヽ }ー-、_ ゙、 |ヽ|. | / / / / ゙、./ .| | \/_) i | , -ヽ ) | ゙、 ゙、 〈 〈 |_| ヽ ノ/ / | | 透華「な、なぁぁっ!?」カァァァ 京太郎「うん。やっぱりだ、間違い無い」ウーン  ̄`ー-ニ、ヽ、 _, -‐ニ´-‐ ' ヽ ̄`ーr-、 \`´ / i ト、 |/|. \ / / |.|ヽ、 |.ハ ヽ / / /.,ィ.| 、丶// | | | / / / |.|`゛゛く"´| | ! / _/_/__リ _, ) |/|_ . | _,ノ ,ノ / / ̄ /. ケ | ` | _, -‐,´-‐'´ / , ,ヘァ‐==ミ ./ メ=≠ | / / / /|.|. ` 廴ツ/ イン | .i / i/ / /ー、ヾ ( ' ;.イ | ヽ / | / / / i、 _ ノi i ヽ / . ノハ_ / /_| `ー 、 ´ ´,.ィ'ノ ハ .! |. | .// >、 i //`\_ ーr,'彡 ノ !ハ!ー==彡'´ _/--‐) !‐/ .,V、 ̄/ , -‐ ´ー-ノ、 // /_, -‐ ´ ノ.〈 / ゙、 ゙、 / /ヽ. ( i , -‐ ´ , -‐、´ \,-‐ナ/ |`iヽ ) i / | 透華「あ、あまりジロジロ見ないで欲しいですわ!」サッ 京太郎「あ、す、すみません!!」ペコリ 透華「……ふふっ」ニヘラ 京太郎「その、悪気は――」オロオロ 透華「貴方も、やはり男の人ですわね」ツンッ 京太郎「ふがっ」 ,. -‐'´ |' ̄ / \ー-、 ,.. -/ ,.. '´ ト.i /| \ `ヽ/,.. '´ | /i |//| i .〈 i i ト、i |/ |.i | i i . |.|`゛/"´|.| i | /. ー-A|-/ .ー-|ハ_ i | ノ / リ〈 |! ヽ ` ゙、 | / . ヌ"!=ミ ヽ /,__、_ ヽ | // | i.| 弋ノ`.....)...´ b }ア 、\゙、 /ハ .∧!| " ' /  ̄i ∧ i ヽ、 リ. ! ゙、 ヽ __ ノ/ / |.| r、ヽ、 ___ノヽ i / ` 、 ヽ-‐' イ / リ i i | ` ー‐ ゙、 〉 / / / ー ' ´ i 〈 ゙、 ! リ. ( / _) /__, / `ー-、r'´\ ヽ_ `ー-<_ ) / / ./ ! ∧ ! 、 ヽ ヾ!  ̄`ー-、 < ̄`. / / |.〈 i i / /ハヽ ゙、 ) ノ `ヽ `ヽ 透華「もう、えっちなのはいけませんわ」クスクス 京太郎「は、はいっ」ドキドキ 透華「では、また後で」スタスタ 京太郎「はい!」タタッ 977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 30 53.41 ID ug0ohjboo [9/11] 透華「……」トテトテ ピタッ 透華「や、やっ……」ブルブルブルブル ピョインッ! 透華「やりましたわぁぁぁぁ!!」グググッ! コソコソ 竜華「成功しとる……」 久「よくもまぁ、こんな簡単に」 煌「ふふ、中々大変でしたよ」つPAD 美穂子「まさか寝ている間に下着に縫い付けるなんて……」 竜華「こんなん一時しのぎやし、すぐに気づくと思うんよ」 久「でもいいんじゃない? あれだけ喜んでるんだし」 美穂子「意外に分からないものなんですね」クスッ 煌「いいじゃないですか。本人が幸せそうなら」ニコッ 透華「ふふふふふっ」ニマニマニマ ,. -‐'´iー―-r-、-、 / ,.. '´ ト.i //! \ `ヽ _, -‐'/ | /i|.| // i i /. i i ト、i |'/,..| | i i . |.|`゛/'"´| | i. | / /i.| / .|.| |. | / ー/-|| i 、_|.ト、 ゙、 !. /. 、/_リ. \ !ハ`ヽ 丶 ゙、 /ハ !,イ` 5=ミ ) ,=;=ミァー 丶 丶_. |i |. /!ト|  ̄ ; / "'"´.i iヽ.! iー-ニー. !| ゙、゙、. i ゙、゙、 ノ ノ |.| ゙、 ヽヽ ヽ /` 、 丶ニ= イ ,イ |.| \_、 ,.イ___ヽ ノ //.>.、.... -〈 / ! リ ヽ 、丶ヽ__/,.---',..! ト-、__/ \_ _人 〈__ ゙、 ヽ |ヽ i- / ', ー'´)/ ヾ | /V冫 ヽ ヽ ̄ ̄ ̄`丶、 \リ../ ' ´,.イ i /`フヾ、 ゙、 | / ヽ / その後、舞い上がった透華がパッドの存在に気づいたのは夜のことであった しかし、この一件で何かに目覚めた透華は、PADの魅力にとりつかれることになる それから間もなく、下着メーカーに龍門渕グループが参入したことは…… 無論、言うまでもない 透華「えへへっ」ニヘラァ 京太郎「(でもなーんか偽乳くせーんだよな)」ウーン カンッ!! 990 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 51 01.96 ID ug0ohjboo [11/11] 【合宿中 某日 浴場】 京太郎「ふぅ、今日も疲れましたね」ヌギヌギ ハギヨシ「ええ、全くです」ヌギヌギ 京太郎「うわぁ、ハギヨシさん鍛えてるんですね」 ハギヨシ「いえ、京太郎君に比べればこの程度」フフフ 京太郎「あ、後で背中流させてくださいよ!」 ハギヨシ「ええ。ですが、私もやらせて貰いますから」クスッ 京太郎「流しっこですね」ワーイ ガラガラ 京太郎「よーし! 入るぞー!」 ハギヨシ「走ると危ないですよ」 タタタッ ザッパァーン ガチャッ ??「……」コソコソ スタスタ ??「……」キョロキョロキョロ 京太郎のパンツ「」デーン ??「!!」タタタッ モゾモゾ ??「はぁ、はぁ……クンクン」ガシッ ガチャッ タタタタッ!! ~~数十分後~~ ガラガラ 京太郎「いいお湯でしたねー」 ハギヨシ「ええ」 京太郎「さて、着替え……あれ?」 ハギヨシ「どうしました?」 京太郎「えと、確かにここに置いたと思うんですけど」キョロキョロ ハギヨシ「?」 京太郎「俺のパンツが……無いんです!!」 ハギヨシ「え?」 京太郎「あれ~、おっかしいなぁ」 ハギヨシ「これは……まさか!?」 京太郎「下着ドロ!?」 ~~続く~~
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. 京太郎「霞さーん、お見舞いに来ましたよー」 霞「けほっ、ありがとけほっ」 京太郎「無理しなくていいですから寝ててください、おかゆ作ってきますから」 霞「じゃあ、けほっ、その前に右手を出してくれるかしら?」 京太郎「?別にいいですけど」スッ 霞「ありがと」ニギッ 京太郎「」ゾクッ 京太郎「あのー今なんかすーっごく嫌な予感がしたんですけど……」 霞「あら、私は良い予感しかしなかったわ」ニコッ 京太郎「……は?」 霞「呪文詠唱開始…………」ブツブツ 京太郎「かかか霞さん?一体何をしていらっしゃるのでしょうか?」 霞「見てればわかるわよ、術式開始!」 ビビビビビビビビビビビッ! 京太郎(霞)「……うん、成功ね」 霞(京太郎)「成功って何が!?何で俺の目の前に俺がいるんですか!」 京太郎「掻い摘んで言うと、私と京太郎くんの身体を入れ替えたのよ」 霞「あーなるほど、だから俺が目の前に……ってはあああっ!?」 霞「エイプリルフールは半年先ですよ!」 京太郎「霧島神境の力を嘗めないでほしいわね、それじゃあ私学校行ってくるからー」 霞「ちょっと待っけほっけほっ」 ガララ 霞「……くそぅ何なんだよ一体……」 【side-霞-】 京太郎「また君~に~恋してる♪」 照「京、元気そうだね」 京太郎「まあな!肩が凝らないって楽でいいよな!」 照「…………そういえば京は大きい方が好きなんだよね、へへっ」ズーン 先生A「よっ、宮永!」パンッ 先生A「相変わらずいい尻してるな!」サワッ 照「……」ササッ 照「気持ち悪い……」 京太郎(…………) 【side-京太郎-】 霞「体が怠い……肩が凝る……胸が重い……」 霞「大きい人も大変なんだな……」 霞「よしおかゆ完成、さっさと食べて寝よ」 霞「ん?このプリント……」 【side-霞-】 京太郎「うーっす」 咏「やっほー、かすみんどうだった?」 京太郎「あー大丈夫みたいだぞ、咏は風邪ひいたりとかしてねえの?」 咏「おう、生まれてこの方風邪なんて引いたことないぜ~」 京太郎「バカは風邪を引かないってか?」 咏「んだと~!」 京太郎「はっはー!追いつけるもんなら追いついてみなー」 咏「待てこら~!」 先生A「こら三尋木!廊下を走るんじゃない!」パシッ 咏「んだよるっせーな!」 先生A「なんだ?先生に向かってそんな口を利くのか?あ?」サワサワ 咏「触るんじゃねえよ気持ちわりぃ!」 京太郎「先生、もうすぐ授業ですよ」 先生A「ちっ、触り足りねえ尻してんなぁ」 咏「あんだと!」 【side-京太郎-】 霞「えーっと何々?」 『先生Aについて』 『最近先生Aのセクハラが生徒から問題となっている』 『学校側はその一切を否定し先生Aを擁護している模様』 『ちなみに被害としては女子生徒の胸、尻などを触る』 『放課後に女子生徒の上履きや縦笛を舐める、嗅ぐなどをしている』 霞「小学生かよ……」 霞「胸……か……」チラッ 霞「…………」 霞「……あ、なるほど」 【side-霞-】 先生A「以上で授業は終わりだ、課題は後で職員室までに提出しにくるように!」 先生A(さーてと、トイレで一回抜いてくっかなー) 京太郎「先生、尻にガムついてますよ」 先生A「おう、ありがとな」 京太郎「お取りしましょうか?」 先生A「ん……頼む」 京太郎「それじゃ……」ニギッ 先生A「ひぐぅ!」 先生A(こいつ、睾丸を……!) 先生A「き、貴様、何を!」 京太郎「動くな、俺はゲイだ」 先生A「はぁっ!?」 京太郎「なに、俺はちょっとみんながやられたことを仕返すだけさ、セクハラ教師さん?」 京太郎「お前の罪を数えろ!」 先生A「黙れこの生徒ふぜいが!」ガバッ ゴールデンクラッシュ 京太郎「動くなと言っただろう!喰らえ!黄金潰し!」グシャッ 先生A「あががああああああああああああああ!」 ――――後日 ザワザワ 京太郎「おっ今月の学校新聞、やたら人気みたいだけどどうしたんだ?」 「来たぞ!」 「おおっ!」 「英雄よ!」 「男の中の男!」 京太郎「何の騒ぎなんだ?」 ゲイ 【男の中の男須賀京太郎!変態教師を性転換!】 京太郎「…………は?」 京太郎「ちょっと霞さん!何やってくれてんすか!」 霞「あら京太郎くん、一躍ヒーローじゃない」 京太郎「ちっとも嬉しくないですよ!」 霞「でもほら、男の中の男って」 京太郎「二つ目の男に変なルビ振ってあるじゃないすか!」 ゴールデンクラッシャー 霞「そ、それなら黄金潰しって二つ名が付いてよかったじゃない」 京太郎「いらないっすよそんな穢れた称号!もうこの腕切り落としたいですよ!」 霞「……京太郎くん」 京太郎「何ですか?」 霞「ありがとね」ニコッ 京太郎「……どういたしまして」 京太郎「って何そんな和やかに終わらそうとしてんすか!訴訟ですよ訴訟!」 .
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h37-01 京咲 日記形式 h37-02 京泉 h37-03 京エイ h37-04 京エイ 日本語講座 h37-05 京憩 h37-06 京和 h37-07 京エイ ヤンデレ h37-08 京ゆみ h37-09 京・清澄 過労京太郎 h37-10 京洋 h37-11 京照菫佳 若干ムダツモノリ h37-12 京・宮守 着せ替え京太郎 h37-13 京塞 h37-14 京恭 ガンダム h37-15 京絹 h37-16 京・永水 蒔たんいぇい~ h37-17 京久和 水面下の取り合い h37-18 京憧 h37-19 京竜姫淡 ひぐらしパロ h37-20 京健美穂塞ゆみハギ うみねこパロ小ネタ h37-21 京和 h37-22 京照 日本語講座 h37-23 京太郎麻雀部退部 h37-24 京・清澄・照・煌 うみねこパロ h37-25 京咲優衣穏照胡洋泉初 h37-26 京透 h37-27 京初蒔巴 h37-28 京怜 h37-29 京咲優和 3年生京太郎 h37-30 京蒔 h37-31 京まこ h37-32 京蒔 h37-33 京洋 3年生京太郎 h37-34 京白 ヤンデレ h37-35 京・宮守 h37-36 和の対応の違い小ネタ h37-37 京和 肝試しモニタリング h37-38 京怜 過ぎし日の約束 h37-39 京・清澄 h37-40 竜が如くクロス小ネタ h37-41 京成 h37-42 京玄宥 h37-43 京怜 奇蹟を起こす男・ドクターK h37-44 京怜 ※八九寺的言い間違い h37-45 京智紀 h37-46 京・清澄 本音京ちゃん h37-47 京透 悲恋 h37-48 闇人小ネタ h37-49 京・鶴賀 3年生京太郎 h37-50 京春 泉の女神 h37-51 京姫 h37-52 京久 h37-53 京照 遠ざかる距離 h37-54 京玄 バカップル h37-55 京玄 おもちインサイト h37-56 京穏憧 一人暮らし h37-57 京咲 日課の電話 h37-58 京照 おかしエナジー小ネタ h37-59 京・清澄 助っ人京ちゃん h37-60 京晴 3年生京太郎 h37-61 京咲 小ネタ h37-62 京咲和優 飯テロ h37-63 京はや h37-64 京咲和優 h37-65 京霞 霞ママ小ネタ h37-66 京淡衣 戯言シリーズクロス小ネタ h37-67 京桃 日本語講座 h37-68 京智葉 小ネタ h37-69 京菫 魔法少女小ネタ h37-70 京淡 h37-71 京エイ h37-72 京衣 精通小ネタ
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京太郎「なんだマホか、久しぶりだな」 マホ「久しぶりです、須賀先輩!」 京太郎「何しに清澄まで来たんだ? まだ部長が何か企んでるのか?」 マホ「なのです!」 京太郎「なのです?」 マホ「あうあう」 京太郎「あうう?」 マホ「あううあうあう」 京太郎「あううあ?」 マホ「あうあう!」 京太郎「なるほど、分からん」 マホ「つまりなn」 京太郎「無限ループ止めろ! つまりマホはクリスマス会の手伝いに来たんだな?」 マホ「えっ、違いま」 京太郎「いやあ助かったよ。部長から言いつけられたものの、一人じゃキツいと思ってたんだ」 マホ「そんな話聞いてま」 京太郎「ほら、折り紙。一緒に部屋の飾り作ろう、な?」 マホ「あうう……」 マホ「~♪」チョキチョキ 京太郎「……割に楽しそうだな、マホ」 マホ「はい! 工作は得意なんです!」 京太郎「器用なのか? チョンボはするのに」 マホ「うう……」 京太郎「いや、ごめんごめん」 マホ「大丈夫です、事実ですから……」 京太郎(うーん、思ったより作業が早く済みそうだな) 京太郎「よし、先輩がご褒美をあげよう」 マホ「ご褒美ですか?」 京太郎「ああ、おちn」 久「せいっ!」ドスッ 京太郎「ぬぐぅ!?」 マホ「わっ、須賀先輩!?」 久「危ないところだったわね、マホちゃん。まさか須賀君がFKウィルスに感染してたなんて……」 京太郎「なんすかそれ……」 久「ちなみにFKはFujitayasuKoの略よ。かかると性的対象年齢が著しく下がり……」 京太郎「FukuKaichoじゃないんですね」 マホ「須賀先輩、大丈夫ですか!?」 京太郎「ああ、大丈夫だ」 京太郎(部長も本気でやった訳じゃないし) マホ「竹井先輩、どうしてこんなことするんですか!」 マホ「須賀先輩は、部活のために一生懸命……」グスッ 久「えっ? ちょ、ちょっと須賀君……」 京太郎「えっ、あっ、はい」 京太郎「はっ! 部長のおかげで邪悪な心が祓われたぞ!」 京太郎「もうはっちゃんを見ても日焼け跡ペロペロと思わないし、胡桃を見ても俺の充電器をプラグインとは思わない!」 京太郎「ありがとう、部長! 愛してます、部長!」 マホ「わー、竹井先輩すごいんですね!」パァア 久「そ、そうかしら」 久「あら、もう終わらせたのね」 京太郎「はい。紙飾りの分は」 久「んー、企画は私達、料理準備は咲達がやるとして、後はツリーね」 京太郎「oh...そりゃなかなかヘビーですね」 久「ツリーと言ってもそこまでの大きさじゃないけれど。それでも結構な重労働になりそうね」 久「お願いできるかしら?」 京太郎「お任せあれ!」 マホ「何処か行くんですか?」 京太郎「ああ、ちょっと街までな」 マホ「マホもついて行きます!」 京太郎「そうか? じゃ、行こうか」 マホ「はい!」 マホ「うわー、街はイルミネーションで綺麗ですね!」 京太郎「ああ、そうだな」 京太郎(長野にそんな街があるかどうか知らんが) 京太郎「んー、ついでだし何処か店でも寄ってこうか」 マホ「本当ですか!?」 京太郎「ああ、何処がいい?」 マホ「ジャスコがいいです!」 京太郎「ジャスコ? ノンノンノン、今はイオンって言うんだぜ?」 京太郎「それにしてもジャスコか、ベリーナイスな選択肢だな」 京太郎「オシャレなブティックも、みんな満足なフードコートも」 京太郎「暇つぶしに最適な本屋も、映画館にボーリング場まである!」 京太郎「ジャスコ最高だなぁおい!」 マホ「はい!」 京太郎「どうだ、美味いか? そのクレープ」 マホ「はい、美味しいです!」 京太郎「ふぅむ、皮がふっくら……俺としてはもう少しパリパリな……」 マホ「人がいっぱいですね!」 京太郎「えっ、ああ、クリスマスだからな」 マホ「クリスマスって何だか楽しくなってきちゃいますね」 京太郎「そうだな」 京太郎(サンタを信じてる訳でも一緒に過ごす彼女がいる訳でもないが)」 京太郎「(クリスマスのBGMやイルミネーションは、何故か心をくすぐるんだよな) マホ「……」 京太郎「どうした、マホ? もう食べないのか?」 マホ「手をつないでる人が多いですね」 京太郎「あー、まあ、クリスマスだからな」 京太郎(確かにクリスマスは家族連れとカップルがやたら目立つ) マホ「皆さん仲良しなんですね!」 京太郎「えっ」 マホ「クリスマスは楽しい日だから、仲良くしないとですね!」 京太郎「おっ、おう」 京太郎(何だこの謎理論) マホ「はい」スッ 京太郎「?」 マホ「マホ達も手をつなぎましょう。ねっ、須賀先輩?」 京太郎「……あー、うん」 マホ「決まりですね!」ギュッ 京太郎(……これ、良いんだろうか。いや、単に仲が良い先輩後輩だから! うん、大丈夫!) マホ「それじゃ、行きましょう!」グイッ 京太郎「おっ、おい、急に引っ張るなって」 マホ「マホ、ゲームしたいです、ゲーム!」 京太郎「ったく、しょうがないな」 京太郎「……ゲームセンターに熱中し過ぎて、用事のことすっかり忘れてた」 マホ「クリスマスツリーって、どこに売ってるんですか? 植物屋さん?」 京太郎「いや、ジャスコ内のおもちゃ屋だよ」 マホ「クリスマスツリーって、おもちゃなんですか?」 京太郎「うーん、本物の木じゃないんじゃないか? サイズは小さいって言ってたし」 マホ「なるほどー」 京太郎「しかし小さくても、今から運ぶって結構大変だよな……」 京太郎「あれ、あの後ろ姿……おーい、ハギヨシさーん!」 ハギヨシ「おや、京太郎君ではないですか」 京太郎「どうしたんですか、こんなところで?」 ハギヨシ「クリスマスの準備ですよ。恐らく、京太郎君と同じく」 衣「……ハギヨシ? 誰だ、この馬の骨は」 京太郎「う、馬の骨……」 ハギヨシ「友人です」 衣「友人! ハギヨシの友人なのか! それは不躾なことをした、陳謝する」 京太郎「いや、それは構わないけど……」 マホ「はわぁ……」 衣「むっ、こやつ……」ゴゴゴゴゴ ハギヨシ「衣様! この飾りとこの飾りはどちらがよろしいでしょうか!」 衣「えっ? うーん、この飾りも華美ではあるがこちらも……」ウーン ハギヨシ「ふう、危ない危ない」 ハギヨシ「ところで何を買うつもりで?」 京太郎「クリスマスツリーです」 ハギヨシ「ふむ……歩いて運ぶつもりですか?」 京太郎「そのつもですけど」 ハギヨシ「良ければ、車で一緒に運んで行きましょうか?」 京太郎「えっ、いいんですか?」 ハギヨシ「歩いて運ぶのは大変でしょうし、友人のためなら」ニッコリ 京太郎「ありがとうございます! おーい、マホ、この人が……ってあれ?」 マホ「わー、すごい大きいです!」 衣「これはエトペンと言う。エトピリカになりたかったペンギンというのが其の正式な……」ウンヌン マホ「そうなんですか。物知りなんですね!」 京太郎「……あら、仲良くなってる」 京太郎「よいしょ、と」 ハギヨシ「では、参りましょうか、清澄まで」 ブロロー 衣「ほう、清澄なのか! サキとノノカの!」 マホ「マホはまだ中学生です」 京太郎「高校に上がるのは二年後ですから、当たりませんね」 衣「そうか、残念至極だ。麻雀は打てるんだな?」 マホ「いえ、私はまだまだで……」 京太郎「当然。咲も認めてましたからね」 マホ「いやっ、そんな」 衣「この衣の目はごまかせん。マホには怪力乱神を感じる。サキや、全国の魑魅魍魎と同じく……」 マホ「ひいっ」 ハギヨシ「衣様、あまり脅かさないように」 衣「う、うむ、失敬した」 衣「おー、清澄だ!」 マホ「うわわわわ」 京太郎「ちょっ、どうしたんだ、マホ?」 マホ「夜の校舎って何だか怖いです……」カタカタ 京太郎「確かに、夜の校舎って不気味だな」 衣「ふふふ、それくらいで怯えるとは臆病千万! ころもは決してそn」 ガタンッ 衣「ひぃいー!!?」ブルブル ハギヨシ「失礼、ぶつけてしまいました」 京太郎(嘘だ、ハギヨシさんがそんなミスをするはずがない。これは……) マホ「せ、先輩……」 京太郎「大丈夫だってマホ、俺達がいるんだから」 マホ「手、つないでくださいぃ……」 京太郎「……ああ」ギュッ 京太郎(何故だろう。守ってやりたい、守ってやらなきゃという衝動が湧き上がる。これが父性……?) 京太郎「部室も、夜に来ると新鮮だな」 衣「……ノノカは?」 京太郎「……いる訳ないでしょう」 衣「そ、そうだな」 マホ「えへへ、クリスマスツリーがあると、一気にクリスマスらしさが増しますね!」 衣「うむ」 京太郎「うん、小さいけど、やっぱりいいな」 ハギヨシ「それではクリスマスツリーも運んだことだし、お帰りになりますか?」 京太郎「うーん」 京太郎「そうですね、用事は済んだんで」 ハギヨシ「では、行きましょうか」 衣「麻雀卓もあるし、折角だから4人で!」 ハギヨシ「衣様、もうおねむの時間でしょう」 衣「衣はそんな子供じゃない!」 ―車内― 衣「むにゃ……」 京太郎「じゃあまずマホの家にお願いします」 マホ「あの、先輩……」 京太郎「ん? どうした、マホ」 マホ「実は今日お父さんとお母さんの帰りが遅いんです。それで……あの……」 マホ「先輩の家にお邪魔してもいいですか?」 京太郎「俺の家にって……いや、それはマズいだろ……ねえハギヨシさん?」 ハギヨシ「大丈夫でしょう、須賀君なら」 京太郎「か、軽くないですか」 マホ「お願いします……」ウルウル ハギヨシ「可愛い女の子の助けを無下にするのですか」 京太郎「ぬ、ぐぬぅ……」 京太郎「分かった、分かりましたよ! 警察でも何でも来いってんだ!」 マホ「ありがとうございます、先輩!」ギュッ 京太郎「う、うん、分かったからとりあえず離れてくれないか」 ハギヨシ「それでは、須賀君宅へ」 衣「むにゃむにゃ」 ハギヨシ「それでは、メリークリスマス」 京太郎「メ、メリークリスマス」 ブロローン マホ「わー、大きいですね!」 京太郎「そうかな。こっちも両親いないけど、ゆっくりしてってくれ」 マホ「えっ、そうなんですか!」 京太郎「ああ、とりあえずご飯にするか」 マホ「あっ、でもご飯が……」 京太郎「何がいい? 作れる範囲で作るけど」 マホ「えっ、先輩料理出来るんですか?」 京太郎「まあな。さっきの人に一通り仕込まれたから」 マホ「はあー、コックさんなんですね」 京太郎「いや、コックさん違います」 京太郎「何がいい?」 マホ「タコスです!」 京太郎「タ、タコス?」 マホ「はい、須賀先輩が得意だと聞きましたので」 京太郎「確かに図らずも得意料理だが……よし、究極のタコスをご覧に入れてみせよう」 マホ「何か凄みを感じます!」 ―クッキングタイム― 京太郎「よし、完成!」 マホ「美味しそうな匂いです! 食べてもいいですか?」 京太郎「どうぞどうぞ、召し上がれ」 マホ「いただきます! ……これは!」モグモグ 京太郎「タコスと言えばスパイシーな味付けだが、今回は違う」 京太郎「ミートソースにチーズをトッピングして、お子様でも安心して召し上がれる味付けになっている!」 マホ「もごむぐもが」モグモグ 京太郎「うん、無理に喋らなくていいからな」 マホ「ごくん! 美味しいです、これ!」 京太郎「だろー? 流石だろー?」 京太郎「他にもあるぜ、醤油ダレと餅を使った和風タコス! クリームとフルーツを挟んだデザートタコス!」 マホ「すごいです、天才です!」 京太郎「まあ優希には邪道って言われたんだけど」 マホ「~♪」モグモグ 京太郎「そんなにうまそうに食べられると、俺も食べたくなってくるな」 マホ「! はい、先輩どうぞ!」 京太郎「えっ?」 京太郎(それ、マホの食べかけの……。これはいわゆる「はい、あーん」) マホ「……? 大丈夫ですよ、ちゃんと美味しいです」 京太郎(いや、こんな純真な子に何考えてんだ。そんな邪なこと、マホには思いもよらないに違いない。大丈夫大丈夫、平気平気) 京太郎「サンキュ、あむあむ」モグモグ マホ「どうですか、先輩?」 京太郎「うん、美味しい! やっぱ俺のタコスは最高だな」 マホ「えへへ、そうですね!」 京太郎「ありがとな」 マホ「まるで間接キスみたいになって―――えっ、あっ」アタフタ 京太郎「ああ、そうだな。ん?」 マホ「ど、どうしよう! 間接キスしちゃいました!」 京太郎「い、今更!?」 マホ「ああうう、先輩と……間接キスしちゃった……」カァア 京太郎「お、落ち着けってマホ」 京太郎(正直部活ではよくあることだし……主に2名で、和とは決してないけど) マホ「ど、どうしましょう先輩?」 京太郎「どうしましょうって言われても……」 マホ「あうあうあう」 京太郎「……」スッ 京太郎「マホ」ギュッ マホ「せ、先輩?」 京太郎「……大丈夫だから、落ち着けって」 マホ「先輩……」 京太郎「俺とマホの仲だろ? 仲良し先輩後輩、いや親友、いや家族みたいなもんだ。これくらいでどうにかなる関係じゃないって」 京太郎「どうだ、落ち着いたか?」 マホ「先輩……あったかい」 京太郎「あったかい?」 マホ「まるでお父さんお母さんみたいです」 京太郎「家族だからな、兄と慕ってくれてもいい」 マホ「……お兄ちゃん?」 京太郎「……いや、やっぱ先輩にしとこうか」 京太郎(いや別に問題はない、問題はないんだが……) マホ「?」 マホ「マホの家、いつも忙しくて、あまりお父さんお母さんがいなくて……。クリスマスも一緒にいれるか分かんなくて」 マホ「今日も、先輩が料理作ってる時に、帰れないってメールが来たんです」 京太郎「そうなのか」 マホ「だから、先輩がお兄ちゃんになってくれるって、すごい嬉しいです!」 京太郎「……よし、今日は、いやクリスマスまで俺は京太郎お兄ちゃんだ!」 マホ「本当!?」 京太郎「ああ、一緒にいような」 マホ「はい!」 京太郎(俺の内に眠る父性、いや兄性が雄叫びをあげている……!) マホ「……ふわぁ」 京太郎「眠たいのか?」 マホ「あっ、ええとその…」 京太郎「眠いんだな。そうだな、もう夜も遅いし、寝るか」 マホ「あっ、でもマホはまだ……」 京太郎「大丈夫だよ、遊びたいなら明日また遊ぼう。明日も俺は京太郎お兄ちゃんだ」 マホ「……はい!」 京太郎「うーん、それじゃ寝床どうしようか。マホ、俺のベッドと母さんのベッドどっちがいい?」 マホ「えっ? そ、それって……」 京太郎「ああいや、もちろん別々だぞ。マホが俺のベッドなら、俺は親父の部屋にでも」 マホ「……ぃです」 京太郎「ん?」 マホ「お兄ちゃんと一緒がいいです……」 京太郎(……大丈夫なのか、俺?) 京太郎(もちろん、大丈夫だ。何たって俺は―――) 京太郎「いいぞ。俺はマホのお兄ちゃんだからな」 マホ「! 嬉しい!」ギュッ 京太郎「じゃあ行こうか」 マホ「はい!」 京太郎「大丈夫か、寒くないか?」 マホ「ん、ちょっと……あっ」ギュッ 京太郎「ど、どうしたくっついて?」 マホ「お兄ちゃんの近くだとあったかいです……」 京太郎「マホも、温かいな」 マホ「そうですか?」 京太郎「……なあ、マホは清澄のクリスマスパーティーに来るのか?」 マホ「えっ、まだ考えてません……」 京太郎「是非来い、みんなといるときっと楽しいぞ。咲もみんなも、絶対歓迎してくれるから」 京太郎「クリスマスって、みんなとはしゃいで、笑って。そういうもんだろ?」 京太郎「俺が、楽しいクリスマスにするから、な?」 マホ「はい! お兄ちゃんと一緒なら、私楽しいです!」 京太郎「嬉しいこと言ってくれるな。それじゃ、明日のために早く寝ようか」ナデナデ マホ「えへへ。はい、お兄ちゃん」 京太郎「お休み、マホ」 マホ「お休みなさい、お兄ちゃん」 ―翌日― マホ「お兄ちゃん!」 咲「えっ、何その呼ばせ方は(ドン引き)」 和「これはシスコンですね……間違いない」 久「どうりでねえ!」 京太郎「やべえよ、やべえよ……」 カン
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第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! 須賀京太郎 我が麻雀部において唯一の男子部員 成績は普通、麻雀は初心者 顔はかっこよくて高身長、運動神経は抜群 気が利いて、コミュ力も高い そんな、彼に…… . . -――..、--- .、 . ´ _ _ / \ \ / / / / /リi l i\ \ / / / i// 从ハ \ . /〃 ./ ./ノ  ̄ ‐‐- ∨ .i .. // l/ /´ ‐‐ 、,__ ∨ .| l . // / / ニ、 ィ斥心ヽi | リ i/ . //ィ斥心 V沙゚ ノi l/ | l | |/从 V沙 , ,,, l〃 | i | i ∧ ,,, / / | | | ∧ 〈 / ; 八 i/ ∧ ´` 〉 l .i / ヾi/ /i 介 . .., .イi l l | / ∨ノ i l _ 〕 -- i .| l / / .| / 〃 l .ノ. . i ト〃 / ノ { -=´i/ / ./ニニニ\ i/ / ./ ヽ // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i /`ヽ l .i=-、 ///\ { \二二二\ |'二ニi从リ二/、. i/{ i \ \ \二二二\ |二二二ニ/} ∧. l/| 八 \ \ `<ニニニニ\|二二>'" // i 久「私、恋しちゃった」トクン これは、初恋をこじらせてしまった哀れな少女の話 そこ! 笑ったりしたら、許さないんだから 高校三年の暑い夏だった 県予選を突破し、全国を控えた時期 私は授業が終わると部室までダッシュしてミッションに取り掛かった まだまこ達も須賀君も帰ってこない 私はカバンから用意してきた手紙を取り出す 久「須賀君……」ガサゴソ 前日に私はラブレターを書いたわ このラブレターがリアルに気持ち悪い物だったらしいんだけど 今日はそれをカミングアウトしようと思うの 私は二つ折りにした青い便箋の中には真っ赤な文字でこう書いたわ 『こんにちは 初めまして 私はこの学校に古くから住んでいる幽霊なの ずっと君を見ていました 君はすごく格好いいわね これからもずっと見ているわ 放課後のロッカーより』 そして、手紙は須賀君のロッカーの中に入れて ジョーカーのトランプを扉に貼り付けたの そしてトイレに行き、何食わぬ顔で教室に帰ってくる部員達と合流 彼の反応を待ったわ きっと彼は手紙を見つけたらすぐ机の中にしまい、あとでこっそりトイレで読むにちがいない そう思っていた時期が私にもありました(棒) 須賀君と咲のクラスは授業が遅れているようで、少し遅れて来るらしい 私はまことパンツの話(勝負下着について)をしながらそれを待った 咲「遅れてすみませーん」 まず咲が部室にやってきた 私はニヤニヤとしながら、須賀君が来るのを待ち侘びたわ そして彼が入ってきた 久「(さあ気づきなさい!そして赤面して非日常に巻き込まれたヒロインのような顔をするのよ!!)」ワクワク そう思っていた しかし先に手紙に気づいたのは咲だった 咲「あれ?何か貼ってあるよ?」 優希「「なにこれwwwトランプ張ってあるじょ?wwしかもToHeart2のトランプwww」 すぐに優希が食いついて騒ぎ出す 京太郎「なんだ? これ」ガチャッ ロッカーを空けて、須賀君が手紙を取り出す そして中身を見て、首を傾げる すると、それを優希がひったくって大声て読み始める 優希「こんにちはwwwww初めまして。私はこの学校に古くから住んでいる幽霊ですwwwww」 咲「え?」プッ 優希「ずっと君を見ていましたwwくはwwwwwww君はすごくかっこいいわね・・っぷww」 和「ゆーき、いけませんよ」 優希「これからもずっと見ているわ……だってwwwwww放課後のロッカー!」 和「くすっ」プルプル まこ「……」プルプル 私はなぜ、みんなが笑っているのかよくわからなかった だって放課後のロッカーって書いてるのよ あきらかに不思議じゃない? このクラスのものじゃない誰かが書いた手紙 それも幽霊よ? 久「(どうして笑うのかしら??)」 だけど私は信じた 私の好きなあの子はきっと赤面してる なぜなら内容はどうあれこれはそう……ラブレターだから 久「(しかも不思議がいっぱいの!!)」 私は期待しつつ須賀君の方を見た 咲「京ちゃん的にはどうなのこれ?」 京太郎「うーん、まぁ。ちょっと、よく分からないかな……」 私はショックだった だってロッカーよ? カッコいいじゃない それにToHeart2なの、たまねぇはたまんないと思ってる 私は私を信じてる だけど彼がそれを分からないと言ったのは事実ね そして部員達は犯人の予想を始めたのだった 優希「ねぇねぇ! このクラスで一番早く教室に帰ってきたのだれだっけwww」 まこ「あー……、和じゃったか?」 和とは胸の大きい美少女だった 優希「ええ? ねぇねぇのどちゃんだってよ? なら良かったじぇwww」ツンツン 京太郎「!」ピクッ , ''" ̄ ` 、| " .. \|. / . \|. / . ; . .. ヽ| . // | . . ..| . / / ,ハ八从 ; .| . . // , -─- 、ヽ、 . | _,,/-/、 _ \ 、 | " /,〃_ " ___ ∨ | /,_/_、 /; ̄ ヽ\ i ; | /7’ ゙̄;ヽ 、) c } ノ lノ | // '.) c.! ゙、 ノ ゙ / | ∧丶ヽ ソ //l/ / | ;' .. /// ' / | i ヘ i |、 { ハ J - " { .| `ヾ;-、 ゝ、 /ト .| } > 、 " |\ .| ノ ;| ̄ |ー-} |. / , ノ/.;| ` / | / ;/ /. . . . /j // |, /{ ( . . . . . 〈 // /| 〈. ヽ .ヽ. . . . .ヽー 、 , -‐/. { / . . | ∧. . . `ミ } . . . . i.____/. . . ∨ { . . . | {\. . . リノ . . . . . l / . . . . . . \| . . . | ヽ \. . . . . . . . . . .| /. . . . . . . . . . . . /| ゙、 \. . . . . . . . | /. . . . . . . . . . .//| \、/\ \. . . . . .| /. . . . . . . . . //| / \ \. . . l./. . . . . . . // 久「(え?どういうこと?)」 和なら良かったってことは何? 和のことが好きなの? ねぇ それは分からないけど、和本人が 和「私が一番でしたけど、皆さんも一緒だったからアリバイがあります」 と言った瞬間 京太郎「そ、そっか……」 彼は少しガッカリしていた 久「……」ブルブル そして、今日の「そのとき」はここでやってきたわ その時、歴史は動いた 優希「ねぇねぇ、そういえば部長、私達と合流する前に部室の方からダッシュしてこなかった?」 久「え……?」ドキッ 二秒ほど固まった 久「な、何言ってるのよ。き、気のせいじゃない?」 和「……」 優希「怪しいじぇ」ジィー 京太郎「おいやめろよ。部長がこんなことするわけないだろ」 久「え」 京太郎「普段の言動を見ろよ。俺のことが好きなわけ無いだろ」 優希「それもそうか」 咲「だよね」アハハ 久「……」プルプル そりゃあ確かに私は須賀君をこき使うわよ でもそれは、私なりの彼への愛情の裏返しだし そんな私の気持ちにも、彼は気付いてるとばかり…… 久「(まして、前世では私達は幼馴染み。魂は今も繋がっている)」 という設定だった 少なくとも、私の方はそれを信じ込んでいた まこ「それくらいにせぇ。大会も近いんじゃ」 京太郎「そうですね」 優希「うぅー残念だじぇ」 久「……!」ピコーン ここで私はいいことを考えたわ ここまできたら仕方がない、全ての罪を優希に着せてしまおうというもの 元々優希は須賀君に聖雀士なるストーカー行為を行っていたし 今更一つくらいこういう行動が明るみに出ても大丈夫よね /. . . . . . . . . . . . . . . . .\. /. . . . . . . . . . . . ./ /}ハ . . . . 、 l. . . . . .l . /. . ./〃 }从 . . .、 |. . . . . .l/. /⌒ ⌒ } . .ト 〉 | . . . . . .V弋ナ‐ 弋ナ ' . | ! . . .| . . i . 、' ' ' ' 'i . . .| } . . .| . . i . . ヽ 、_/  ̄了 / , . .| . . .' , . . }、/> }/ }八 . . . .' 〈 | 二 、zぅ′ ,厶イ\ . ', . | ー}ーミ 、. /⌒\ };.ム| {厶 ト、 /-‐- 、 `ー-} \ ノ}、 ∨ | } | \f´\ ∨} \∨ ハ 久「(ごめんね、優希)」ニヤリ 次の日、私は朝誰よりも早く登校し花壇からパンジーの花を抜いて彼の机に置いた 「タコス=ロッカー」という置手紙とともに さすがに部員全員が引いていた そして須賀君は衝撃の事実に泣いていた 優希も泣いていた 治療が成功の兆しを見せていただけに、須賀君のショックは相当大きかったのね 優希は否定していたけど、前科があるだけに信憑性は薄かった 優希「信じて! 私、もうあんなことしてないじぇ!」 京太郎「でも、あの紅月カレンとかいう」 和「」ドキィーン 優希「本当に私じゃないんだじょ!」 京太郎「そっか。じゃあ信じるよ」ナデナデ 優希「きょうたろぉ……」グスッ 咲「いいなー」ボソッ 和「……ゼロ」 久「(このままじゃいけないわね」 その放課後、私は一つの作戦に出たわ 当初の目的が失われている このままでは聖雀士の事件として終わってしまうもの _,,, ......_ , '"゛ `ヽ、 /,. ;/|从;; ゙'、 //,. ;〃 ゙__v ゙i. 〃 ;/;/-' `~.,ニ=、∨ i | /イ/〈 ,イ~i ' !。_jノ |/ | |! | ;ハヽ゚' , ,,, / | | l i ''' _ ι/ | リ ヾ ゝ.,_-、 ( i y' \; rニ;``i- ' ゙リ i 〈、 ノ ;ki' Α ./ ; ;トー、ヽ. /;/ { ./=ー‐イノレ' ;==≧、 ,イ、! ゝ"ヘ,// //" `l| /`ヽミ〈 ,,rーヘ; _/ .,-、/ }|. / y'`Y .|\ /ζ ̄ /|| / ヽ_|__,ゝ ゙ゃ^"` ./ |;| /`ー='~/ /'\ ト、 ∠__i_| | / L...イ\ ,イ ̄ {、 _,, .-'`l | \ /i |  ̄ !  ̄ ` "、.i | / メイ ,. '⌒゙' ー 、_ / ー──- | .| i ヾi ー.-、.._ /二二二二二__ ;ー─ト.| . | i |; '> ;;/;;;,_/;;;;_/ `j‐i-ト、| | 〈 弋;; ~  ̄  ̄ "/ | i | . ,| l ゙li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / l i | . /| | |;;; / / i | . / | | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,/ / ;i | . / | | ─ヒ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / /ノ. / | |7 |; / ̄ ̄~ ̄ ̄. / | |  ̄`ヘ / キモイのはいい でもあれが優希の仕業と思われるのは……特に彼に思われたままなのはイヤね 私の自己顕示欲が火を噴いたわ 放課後、学校には吹奏楽部のラッパ音が響いている 久「うーん。ユーフォニウムの音色が私の心を潤してくれるわ」 そんな独り言をつぶやきながら、今度は彼の机の上ではなく中に手紙を入れる。 内容は以下のとおり 『こんにちは。いや、こんばんはかしらね? ボーイ 昨日はアナタが皆に手紙を見せびらかすから、優希にはスケープゴートになってもらったわ あんな幼児体型のタコスは本当の私じゃない 私はもっと美しい人間よ…… ちなみにタコスと書いたのは、私がイギリス人の幽霊だからで、漢字が苦手だからよ 「薔薇」は書けるけどね ふふ、面白いでしょう? とにかく、この手紙は秘密にすることよ アナタと私の秘密――いいわね? おりこうさんだよボーイ、歌を贈るわ 狭いところがおちつくのってなんだろうねあれ この胸を締め付ける鼓動と、おさげの結びは 私に前世の自殺の記憶を蘇らせる 放課後のロッカー』 次の日、なぜか全校生徒を揃えた会議が開かれた そしてこの手紙は須賀君の担任によってプリントアウトされ、全校生徒の知るところとなった もちろん表に張ったトランプ、二枚目のジョーカーも一緒にプリントされた 担任「えー……誰とはいわないが、先生のところに相談をしにきた男子がいる」 ざわ…… 担任「名前書いてないから手紙はプリントアウトさせてもらった」 ざわ…… ざわ…… 「きめぇwwwww」 「うわぁ……」 担任「この男子は近頃、ずっとストーカー被害にあっている」 「カワイソス」 「ひでぇことしやがる」 担任「本人は事を大きくしたくないらしいが、それは私が許さない」 ダンッ 担任「この放課後のロッカーとやらは、須賀が優しいことに付け込んでいるクズだ!」 優希「」 和「」 京太郎「(おいおいおいおいおい!!)」 担任「先生は筆跡でだいたい見当はついている。やった人は後で先生のところにきなさい!」 久「……ふん」 誤算ね先生 私は普段から筆跡を隠す練習をしていたのよ 私の普段の字は偽者なの / \ / / / ヽ .,' / / ', l / / イ /l ト、 .l | / / / {;{ j ノ} ヽ, l l |' / / -‐' .|i | | | ;' ,'←-.、 ., .''"´`ト; } l | i! i /v‐ァ=ミ ´,ィチテァ、 ll | l | l l i{'、、弋ツ "弋ツノ l l l / , ‐‐、. |!´;lミ', , j | ./ ヽ___ノt '" ''-、 ヽ 丶 , / ' / }´ ``ー-、 `.、 ` ; `、 `ー==' イ===i / ' }、 x='ィ' 、 ー " { ヽ ヽ--‐‐‐‐-ノ }‐‐‐/ / } ,,ノ( ト、 ` 、、 |l、 ヽヽ /´ _ ノ'、 ` 7 l\ ,...-" `、ー`、、 \,"´i ト、 ヾヽ /ノ/´/ -‐ ヽ / / \;; T‐-=ヽ .i_l l } /ヽ ヽ}`ー'// / l /´ヽ`-' /人 、、 、 ̄ ̄) } ノ // ) } /" l | / '、 /´ ヽ 久「(バレる筈が無いわ)」どやっ 当初は筆跡隠して、秘密の手紙を続け、そして段々筆跡を崩していき 京太郎「もしかして部長なのかも……ミステリーで素敵」 と思わせる作戦だったんだけど、意外なところで役に立ったわね しかし、先生の言った「筆跡で見当がついている」というのは脅しだったのかしら? 当然私は先生のもとへなどいかなかったわ これで私の作戦は続行できる 学校中にロッカーが知れ渡ったのは誤算だったけど……私はそう思っていた しかし、なぜかその放課後から彼は和と下校するようになっていた 久「和、なんで最近須賀君と下校を?」 和「ええ、先生に頼まれたんです。帰る方向が一緒だから、なるべく一緒にと」 久「なんでそんなことに!?」 和「例の放課後のロッカー? 気持ち悪い名前ですが、まだ犯人わからないそうです。いやなストーカーですね」 久「あ?」 後で分かったことだけど、彼が一緒に帰るなら誰が一番か? と聞かれて 和! と即答したらしい 学生議会長の私が和と喧嘩できるはずもなく 私は一触即発の事態だけは免れた だけど、どうやら結果的に私はキューピッドになってしまったようね 二人は付き合ってるんじゃないかとか、そんな噂まで流れたの 和「そ、そんにゃこと……//」モジモジ 京太郎「……//」 久「……」グギギギ 咲「……」グギギギ 優希「……」ゴギガガガギゴ 私に残された道はただ一つ 事件は終局へと向かっていく…… 私は家に帰って布団をかぶり、声を殺して泣いた いや、声は出したかしら……いや、こらえたかも とにかく泣いた。そして机の引き出しを開けたの 私の秘密ゾーンである。中には盗撮した写真、須賀君の体操服の切れ端、そしてトランプが入っていた しかし二枚のジョーカーはもう使い果たしているわ ふと、私の手には一枚のカードが握られていた 久「……やるわ」グッ 次の日、私は放課後が来るのを待った そう教室に誰もいなくなるのを 午後七時半過ぎ 私は学校掲示板に、一枚の大きな模造紙を貼り付けた 模造紙には、真っ赤な文字でこう書かれていたわ 『やあボーイ。いや、皆さん 私はアナタに裏切られて有名人だったわね 前世と同じ裏切りと過ちが繰り返されるようだわ 私は結局、この世界からは拒絶されているのよ 愛する人からも、前世からの因縁も アナタは私を忘れて新しい恋をするようだけど、待って欲しいの! 君はいつか必ず思い出すわ。私はそれまで待ってる 今回ばかりは私は君のキューピッドとなってしまったようだけど だけど10年後か、約束された13年後……そう13階段の13年後! 私はアナタを迎えに行くわ 私はもうすぐ卒業するけど、お元気で 私はいつまでもアナタを見守っているからね?? 原村和……彼を泣かせたら許さない アナタはハートのエースなのよ(ここにハートのエースを貼る) そして……私は…… 繰り返される過ちに 人は誰も気づかない こんなにも……愛していたのに…… 放課後のロッカーになりきれなかった 12(クイーン)より』 久「完璧だわ」フゥー もちろん次の日は学校中で大騒ぎになったわ 他の学校からも見にくる人が多数いたんだけど…… 学校側は一日中片付けることは無かった 桃子「凄いっすね! 変態っすよ!」 ゆみ「あ、ああ。これは酷いな」 華菜「趣味悪いし」 美穂子「そ、そうね……これは、ちょっと」 透華「悪質極まりますわね!!!」 純「可哀想だから、もうやめてやれよ」 久「……」 京太郎「どうして、事態がこんなに大きく……」ウルウル 咲「京ちゃん、大丈夫?」 京太郎「あ、ああ。ごめん」ゴシゴシ そして月日は流れた 全国大会を控えて、練習に励む私達 すると、校長先生からの提案で 麻雀部員達がお互いへ一枚ずつ、大会後の自分達へ手紙を書くという催しが行われることになった 大会を終えて長野に戻ってきた後、全校生徒の前で手紙を開くというイベントらしい 久「ふーん」カキカキ 京太郎「どうしよっかな」 優希「えへへっ」 和「難しいですね」 咲「絶対優勝しようね!」 まこ「ああ、もちろんじゃ」 私は当然、須賀君への手紙にこう書いた 「約束は守るわ。私はアナタを迎えに行く。今度はロッカーじゃない、一人の女として」 そして私達は全国大会での激闘を終えた そんな手紙があるなんてことはすっかり忘れていた 遂にやってきたそのイベント当日 校庭に全校生徒、保護者、他校の麻雀部員などが集まって私達を祝福してくれていた 私は全国での優勝が嬉しくて、すっかりこのイベントに舞い上がっていたわ そして、校長先生の話が終わり 遂に―― 校長「では次に。全国大会前に書いた、自分達への手紙を読んでもらいましょう」 久「え」 会場が歓声に包まれる 私は脂汗を流しながら、どうにかしてこの場を逃げ出す算段を考えようとしていた 久「(でも待って。私の番になった時に、適当に誤魔化せばいいんじゃ?)」 そうよ 須賀君のパートだけ、その場で思いついたことを言えば…… 校長「なお、読むのは送られた側の人にお願いしますので」 久「」 優希「じゃあ先鋒の私からだじぇ!」 そして優希が壇上に上がり、順に私達からの手紙を読んでいく 優希「えへへ、みんなありがとうだじょ!」 まこ「次はわしじゃのぅ」 この調子で行くと須賀君の出番は最後になるのかしら? いや、待って そもそも出場はしていないわけだし、もしかすると須賀君の分は渡すだけかも? 久「(そうよ落ち着きなさい久。何も問題は無いわ)」スーハー まこ「なんだか照れるのぅ」 久「つ、次は私ね」 私は校長先生から手渡された手紙を開く 内容はこんな感じだった 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 私の瞳には涙が溢れそうだった ごめんなさい、優希 私はアナタを嵌めようとしたのに…… 優希「……」 まこ 『部長はよく頑張ったけぇ (中略) これからはわしが部活を引っ張ってくからのぅ』 和 『部長にはとてもお世話になりました (中略) 部長の名に恥じないよう、精進します』 咲『部長、お疲れ様でした! (中略) えへへ、これからも頑張ります』 久「みんな……ありがとう」 声が震える こんなに素敵な仲間を持てたことが誇らしいわ そして、最後は須賀君からの手紙だった 京太郎 『短い間でしたけど、お疲れ様でした部長。 俺を麻雀部に誘ってくれて、これまで色々と教わって…… 時々、無茶を言われて困らされたこともありましたけど 俺、この部に入ってよかったって胸を張って言えます 俺が心折れそうになっても、辛くてくじけそうな時でも 部長が、みんながいたから乗り越えられました 麻雀を楽しむ心が、俺を支えてくれました だから、俺にとって部長は恩人です これからも、ずっとずっと 俺にとって部長は、大切な人ですから!!!』 久「う、うぉあぁっ……おぉぉっ」 ぶっちゃけ吐きそうだった 罪悪感ヤバイわこれ ていうかもう、須賀君大好き 愛してるわホント 嗚咽混じりに壇を降りて、私は和と変わる 正直、須賀君の手紙が嬉しすぎて何も考えられなかった 涙でぐしゃぐしゃに顔を泣き腫らして ずっと隅で須賀君の手紙を読み返していた どれくらいそうしていたのかしら ふと気が付くと 私の横にいた須賀君の姿が無い あれ? そう思って視線を上げると…… 京太郎「以上が染谷先輩からでした」 まこ「我ながら恥ずかしいことを書いたのぅ」テレテレ 和「素敵でしたよ」 咲「うん。流石ですね染谷先輩!」 久「あっ」 次は私の手紙が須賀君に読まれる番 このままじゃいけない 私の体は自然と動いていた だけど 優希「行かせないじぇ」ガシッ 久「!?」 須賀君を止めようとした私を、優希が引き止める なんなのよこの忙しい時に!!! 優希「……部長、私の手紙。ちゃんと読んだ?」 久「よ、読んだわよ。聞いていたでしょ?」 優希「……本当に?」 久「え?」 優希の瞳が暗く濁っている これは……まさか 久「!!」 私は慌ててもう一度、手紙の文面を見る 優希からの手紙の内容は―― 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 久「?」 何かおかしいところでも……いや、まさか 優希 『私 は 知 っ て ん だ 久「私は……知ってんだ?」ドクン 優希「……言い逃れは出来ないじょ。放課後のロッカー」ボソッ 久「!!」 私はこの時、全て彼女の手のひらの上だったのだと悟った もう、取り返しはつかない 私は―― 私の書いた手紙はもう 京太郎「じゃあ、部長からの手紙をよみまーす!!」 久「い、いやぁぁぁっ!!」 京太郎「!!」 須賀君が手紙を開いて硬直する あぁ、ダメ……読まないで 読んでしまったら私はもう、この学校で……街で生きていけない 久「っ、くっ……」ポロポロ 情けなくて涙が出る 悔しくて声も出ない ごめんなさい 須賀君、本当にごめんなさい __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「……」グッ 久「?」 京太郎「須賀君へ。麻雀弱すぎ! もっと頑張りなさい!!」 ドッ ワハハハ ガンバレヨスガー! ナサケナイゾー 久「え?」 優希「!?!」 京太郎「でも、部活の為に頑張ってくれてありがとうね」 久「??????」 京太郎「これからも、精進してください。竹井久より……ありがとうございます! 部長!」ニッ 久「あ、え、うん……」 意味が分からなかった なぜ? 誰かが手紙を書き換えた? でも、あの便箋は確かに…… 京太郎「……」 京太郎「じゃあ次は和のをー」 ヒューヒュー! イチャツクナヨー! 京太郎「だから違いますって!!」 ワハハハ 久「須賀、君……」 その時、私は見た 須賀君が後ろでに隠した私の手紙を――こっそりと破くのを やっぱりあれは、放課後のロッカーからの手紙 須賀君は――見ないフリをしてくれたのね 久「ありが、とぅ……あり、ありが」ボロボロ 優希「京太郎……お前って奴は」キュンッ 京太郎「っておい咲!! なんだこの内容は!!」 咲「あははっ! 自業自得だよー!」クスクス イイゾー ヨメサーン 咲「嫁さん違いますから!」 久「……」モジモジ こうして、放課後のロッカーは成仏した 今この場に残ったのは、ただの -‐……‐-ミ . ´ `ヽ . ' ヽ / . . . . . . . . . / . . . /イ ,' . | . .ヽ . // ! / . /|. . . . ト、ト、 | . // |// . . / |ハ | \ト、 . . | 〃 ′ . / 乂{ _,,-‐ ¨ ヽ. . |. . .| {{ i | . /ー-- ′イニミ、 i |Y | {! | | . / _ ニミ ィf乏心 〉! .|ノ. .′ `ー- ヽ| i 〃乏ハヾ 乂zク ′ノ. . ,' ヽ. . . |ハ乂zク / / / / イ /―_ァ 、. 人. {ヽV / / ′ (イ. ! ノニニ/`ヽi _ヽ_ 込、 ~~´ .ィ)j=={ニニ7 __∧ニ厂「`≧=- <ニニ/. {ニニ/ マニニヽ . ´ =ァ `¨¨´. ノニニニ|-‐‐-「ニニi 人_/ マニニ〉 〃 / / /ニニニニ{ !ニニニ| | { 、) ___マア {{ { / ハ i iマニニニハ |ニニニj人 ヽ ノ 〈 \ 人{ { マi i `マニハ ムニア´i i i 、 } / ___ / `ー-、) ヽマi i i `マャjア´i i i i i /Уjノ , イ_ ノ }. { ̄`ヽ、 `ヽ._| `ー-[二]-‐‐一'' / _,/ ! __ノ \ `Tヽ、_| /i i i | 〈イ レ'´ 久「(好きよ、須賀君)」ドキドキドキ 恋する、一人の女だった 第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! カンッ
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370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 49 48.51 ID oQnXZue1o [24/31] ジリリリリッ 京太郎「終了でーす」 ハギヨシ「さて、最後の結果はどうでしょうか?」 霞「……」コトッ 竜華「よし、完璧や!」コトッ 美穂子「オムハヤシは難しいですね」コトッ 京太郎「どれどれ……」 霞オムハヤシ「」オォォォォォォォォ 竜華オムハヤシ「」キラキラキラキラキラキラキラキラ 美穂子オムハヤシ「」ホカホッカー 京太郎「え? 何これは」ドンビキ ハギヨシ「随分と、これはまた……」エエエ? 霞「な、何よ! 見た目なんてどうでもいいじゃない」 竜華「ふふっ、せやけど笑えるで……随分と差がついたなぁ、悔しいやろなぁ」ドッヤァァァ! 美穂子「ここぞとばかりに」 霞「ぐぬぬっ! でも味では負けないわ!」 竜華「まぁ、そっちのが大事やしな」 ハギヨシ「しかし清水谷様の料理は素晴らしい。私でもここまでは難しいですね」 京太郎「本当ですよ。レストランでも見たことないレベルです」 竜華「そ、そうかな?」モジモジ 京太郎「うわぁぁ、たまごふわふわで美味しそう」ジュルリ ハギヨシ「清水谷様98点、石戸様5点、福路様73点で」 オオオオオ!! スゲエエエ!! スバラッ!! 霞「ぐぬぬぬぬっ」 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 58 32.41 ID oQnXZue1o [25/31] 霞「ぐぬぬぬ」 / ,,,,- ニ=x- 、_ !/ |i _, +十'イ i ! !''" / ;;r jヽ ` ̄ リ ,, -=、 レ | / / | ※霞さんってことで / ;;;;;;; ` l / ;;r ヽヽ |/| / ! | ;;;;;;;; l l ;;;;;` | l // ! '、 _ '''' ノ l '''' ノ | / | ..  ̄ ` ー ' ,' | , .. ..l . | | | | | l . | l | / | l | , ' | | |` 、 ⊂ニ==ー‐- , イ | | | 京太郎「それでは食べますね」カチャッ ハギヨシ「まずは石戸さんのからですか」 京太郎「ええ、頂きます」パクッ 霞「ど、どうかしら?」ドキドキ 京太郎「あ、うん。まずっ」ペッ 霞「」 京太郎「まぁ、食えなくは無いです」バッサリ 霞「」 竜華「なんか逆に可哀想になってきた」 美穂子「本当にそうですね」 京太郎「次は美穂子さんのですね」カチャカチャ 美穂子「いかがですか若?」ドキドキ 京太郎「うーん、少し味が薄いかなぁ」 美穂子「あっ」 京太郎「まずくはないんですけど、好みに合わない感じです……すいません」ペコリ 美穂子「ううん、若の好みが分かって嬉しいですよ」ニコッ 京太郎「ありがとうございます」 ハギヨシ「さて、残すは清水谷様のものですね」 京太郎「いやー楽しみでした」ワキワキ 竜華「あ、あほ! いいから早く食べて!」カァァァァ 京太郎「それじゃ、いっただきまーす!」パクッ 竜華「ど、どう?」 京太郎「……」ガタッ 竜華「きょ、京太郎君?」 ツカツカツカツカ 竜華「ど、どうしたん? まずかった? ごめ――」 京太郎「竜華さん」グイッ 竜華「ふぇ?」 京太郎「」ムチュッ 竜華「」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 04 42.23 ID oQnXZue1o [26/31] 一同「はぁああああああああああああああああ!?!?!?」 ハギヨシ「おやおや、これは……?」 京太郎「……はっ!? 俺は今まで何を?」 竜華「」フラフラフラ バッターン!! 京太郎「りゅ、竜華さん!? 一体どうしたんですか!?」ユサユサ 煌「なにもありませんでしたよ」ニコニコ 京太郎「え? でも!」 和「なにもありまでんしたよ」 京太郎「だけど竜華さんが!」 久「なにもなかったわ」 京太郎「いや……!」 はやり「なにも」 菫「なかった」 京太郎「現に竜華さんが!!」 宥「な」 透華「に」 美穂子「も」 久「な」 煌「か」 和「っ」 霞「た」 京太郎「……」チラッ 竜華「」ニヘラァァァ どこにちゅっちゅしたの? ↓3 00~39 ほっぺ! 40~69 おでこ 70~89 首筋 90~99 鼻頭 ゾロ目 マウス 405 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 13 46.28 ID oQnXZue1o [27/31] 京太郎「(おでこになんか跡がある……)」 ハギヨシ「コホン、それより京太郎君、判定を」 京太郎「あ、そうでした。では点数を発表しますね」 久「(羨ましい)」 和「(私も須賀君にキスしてもらいたい!!)」 京太郎「カスみさんは23点くらい、美穂子さんは36点。竜華さんは文句なしの100点です!!」 マンテン!? スゲー!!!! ウメェェ!! 京太郎「俺の体が凄い事になりましたよ!!」ムキッ ボーナス! オールステちょっぴり上昇!! 雀力がDになった!! ハギヨシ「それでは結果発表ですね」 【団体戦結果】 <先鋒戦> パスタ 雀明華(37+91=128) VS 花田煌(69+46=115) <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫(23+03=26) VS 松実宥(03+94) <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華(05+38=43) VS 竹井久(19+87=106) <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり(55+02=57) VS 原村和(90+69=159) <大将戦> オムハヤシ 石戸霞(05+23) VS 清水谷竜華(98+100=198) VS 福路美穂子(73+36=109) 一位 <チーム優しく> 672 二位 <チーム中立> 545 三位 <チーム厳しく> 277 京太郎には少し優しくする方針になりました テーレッテレー 413 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 19 45.01 ID oQnXZue1o [28/31] 京太郎「次に個人戦の成績です」 優勝 清水谷竜華(98+100=198) 2位 原村和(90+69=159) ~~見た目、味の両立の壁~~ 3位 雀明華(37+91=128) 4位 花田煌(69+46=115) 5位 福路美穂子(73+36=109) 6位 竹井久(19+87=106) 7位 松実宥(03+94=97) ~~おいしい壁~~ 8位 ※例外 瑞原はやり(55+02=57) 9位 龍門渕透華(05+38=43) ~~料理であるかの壁~~ 10位 石戸霞(05+23=28) ~~食べ物であるかどうか~~ ビリ 弘世菫(23+03=26) 422 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 31 22.35 ID oQnXZue1o [29/31] 霞「どうして、どうして負けたの……」ガクッ 竜華「それ、本気で分からん?」 菫「ど、どういうことだ?」 和「確かに厳しくすることも大事です。現に須賀君はすぐに調子に乗りますから」 京太郎「」グサッ 久「でもね、ただ厳しくするだけじゃだめなのよ」 透華「……」 宥「やっぱり、少しでも楽しく頑張って欲しいから」 明華「!!」 煌「厳しくしたって、どちらも嫌な想いをするだけです」 京太郎「いや、煌さんには言われたく――」 はやり「でも、甘やかしすぎると……」 久「あのね、そりゃ普通の人ならダメになるかもしれないわよ」 竜華「でも、うちらは信じとる」 霞「信じてる?」 和「須賀君は甘やかされても、自力で立ち上がってくるって」 京太郎「!!」 煌「今まで、確かに私達のやり方は甘かったのかもしれません。でも……」 京太郎「いや、だから煌さんは全然甘くないです」 竜華「うちらかて、京太郎君のことをちゃんと考えてきたんや!」 霞「!!」 竜華「ただ厳しくやって自分の思い通りにしようなんて、うちの目が黒いウチはさせへん!!」 和「須賀君は私達が守ります!」 宥「だって、それが仲間だから」 久「厳しくするのは、本当に必要なときだけでいいんじゃないかしら?」 煌「そして、何より大事なものは……!!」 料理も、レッスンも、人間関係も 全部同じ 厳しくするにしても、甘やかすにしても 大切なのはただ一つ チーム優しく「「「「「愛!!!」」」」」 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 31 48.67 ID oQnXZue1o [30/31] 霞「 愛 ね」 482 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 04 43.11 ID 3ALuYuvoo [1/13] 【前回までのあらすじ】 ウンメイノー 京太郎「うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!??????????????????」 GATE問いかけている 京太郎「ほ、ほああああああっ!! ほあおいsじゃおじゃおぽいあぴ」グルグルグルグル Left or Right? 君はどこを目指す この空の下で最強なのは That,s my pride 自分のみ 京太郎「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」 いつだってまっすぐに走れ Lord of the speed ハギヨシ「先代が仰っていました。天を支えるのは常に一本の柱」スッ ブィィィィン! カブトゼクター「キュキュィ」 ハギヨシ「変身」 ゼクター「HENSIN」 ピカァァァン!! 京太郎「ぐああぁああああああああああああああああああああああ!?!?!?!」 ハギヨシ「キャストオフ」 ゼクター「CAST OFF! CHANGE BEETLE!!」 バチバチバチバチバチ ハイパーゼクター「」ギュィィン ハギヨシ「ハイパーキャストオフ」カチッ ハイパーゼクター「HYPER CASTOFF」 / { バーン / //j / / /// ̄ / / / / ヾ`‐'´`ヾ /、 _ / / \"ィ‐ヾ、ヽ7=-、\ _,,ィ、 / / 入 { . }L-i、 ___// ヽ / / {⌒ヾ、__,へ/} レ'///== 、j /// ヽ .. メヾ、/ //イ 」 {lヾ、_ij ヽ ` =ゝラ| / / i レー ゛ 二ヽ .. } /77 「 { | | / ゝ | `ー-‐'ヽ ,/ _,-、{ ヽ/ } ヽ! ー |\ヾ \ \ [二`ヽ __`ニス { { 0 `} \ | ニニ\ \__ヽ `}. | _ f ‐‐、イl }} 0 {/ ー‐-、入 ヽ、 ,イ | / / `=ヽ ヾ, {{ 0 ヽ//‐-- } ィ7、 ゞ_/!|| |/ / ヾ ヽ-\フ / / { `{ E!_r、 /ヾリ| |/ / } /ヽ r=`=" ヽr--ヽヘi ,トヾ// ヾ| | / / \_イ!ハjゝ\_, -=-.,ヾ D),-‐i入`‐'j\/_ ゞ-! / / / ヾ __,ィfr'i´)) ノ-レ'´ \‐' { ̄二}__ / / r, {-‐ニゞニ´‐"‐' ! | | \ } ̄ !ヽ、 |└ァ レ'´ ハ ̄ヽ、_ ノ ./ /l / /ヽ| ,ハヽ、〉 ヾ∠_f ニニ| |ヽ、 / / / / / し' 〉 | ヾヽヽ| rー‐! |\ `´__ / / / / \ ヽ/ノノ ヾヽ!ニ二ト,|\\ __ /、/ / / \ ヽ {_/´ ̄7 | \ __ ヾ / / / ヽ ', | 、ヽ l\ }\/ / ! | | ヽ j l `ー--―イ \/ ヽ l! 天の道を住き、総てを司る! 486 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 21 53.20 ID 3ALuYuvoo [2/13] 【前回までのあらすじ】 京太郎の育成方針をめぐって衝突する11人の少女達! その意見の対立はやがて、おおきな溝となり、闇キッチン対決へと発展する! 壮絶なる死闘! ほぼワンサイドゲームの激闘を乗り越え、両者の絆は……! そして 霞「……」 今、新たな思惑が誕生しようとしていた! 【合宿所 食堂】 透華「どうやら、私達の負けのようですわね」フゥ はやり「うん、完敗かな?」 霞「……」 明華「……?」 竜華「まぁ、その。うちらも少し甘やかしすぎてたし……」 久「そうね。流石に遅刻を見逃すなんて、よくなかったわ」 京太郎「あ、あははっ」アセダラダラ 和「もうっ、しっかりしてくださいね」ジトッ 京太郎「反省しております」ズザザッ 煌「そんな綺麗な土下座見せられても……!!」アセアセ 菫「むしろ土下座しなければいけないのはこちらの方だ!」 宥「あんなもの食べさせちゃったし……」 美穂子「不覚です……」 京太郎「いえ、俺の方こそ折角作って貰った料理に偉そうなこと……」ションボリ はやり「ううん。京太郎君は悪くないよ?」 透華「そうですわ。悪いのは至らなかった私達ですもの」プイッ 菫「……」アセダラダラダラ 宥「……」ジーッ 久「でも、結構楽しかったわね」クスッ 和「はい。いい息抜きになったと思います」フフッ ハギヨシ「それはよかった。また機会があれば、是非試食の方をしてみたいものです」 煌「死ななければいいですけど……」 霞「(愛……)」 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「さて、それじゃあ料理対決も終わりですね」 なんだかんだでみんなもいい感じになったし、これからは衝突も減ればいいけど もしまたこんなことがあったら、俺が上手く間に立たなきゃ…… 一同「……」 京太郎「え?」 久「京太郎君、まだ……最大のイベントが残ってるわよ?」フフフ 京太郎「最大の、イベント?」キョトン 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 26 25.96 ID 3ALuYuvoo [3/13] 最大のイベントってなんのこったよ? コンマ安価↓3 00~09 処刑 ガチ腹パン 10~89 ×ゲーム 軽い腹パン 90~99 食事 ※愛のある腹パン ゾロ目 菫さんとイチャイチャ腹くすぐり 496 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 36 41.42 ID 3ALuYuvoo [4/13] 竜華「そりゃもう、アレやなぁ」フフフ 京太郎「???」 美穂子「はい、これです」ガサゴソ 京太郎「これって……箱ですか?」 まるでくじ引きに使うような丸口の空いた箱だ 一体なんに使うつもりなんだ? はやり「×ゲームだよ! ×ゲーム!」ババァーン 京太郎「ば、×ゲームゥ!?」 ×ゲームって、あの!? なんやかんやくじ引きでいじめして、最終的には報復されるっていうあれか!? 和「それはホラー小説の読みすぎです」SOA 京太郎「ま、まぁあの作家は毎回意味不明だしな……」 美穂子「実は料理対決の前にこれを作ってたんですよ」ジャラジャラ 久「それぞれが思い浮かんだ×ゲームを紙に書いて入れてるの」 京太郎「はえー」 明華「あ、×ゲームってそういう……どうしましょう」ウーン 京太郎「え?」 竜華「そう言えばさっき、×ゲームって何か聞いとったやん」 煌「私が説明しましたけど」 京太郎「何か勘違いしてたんですか?」 明華「されたら嫌なことと聞いていたので、その……//」モジモジ 透華「何か物騒なことを書いたのではなくて?」 明華「……」 一同「??」 明華「なんだか……お腹が空きました」ニッコリ 和「(あ、これヤバイパターンですね)」 ハギヨシ「(あの紙を入れたのは彼女でしたか……既に抜いてありますが)」ホッ ハギヨシ 有能 497 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 48 14.84 ID 3ALuYuvoo [5/13] 京太郎「まぁ、とにかく引けばいいんですよね?」 久「そうね。とっとこやっちゃって」 和「(とっとこきょうたろう……可愛い//)」モジモジ 竜華「??」 宥「そう言えば、×ゲームってやっぱり……?」 煌「それはもう、勿論あの人ですよ」ニッコリ はやり「仕方ないね☆」 透華「何しろ殺しかけましたものね」 ハギヨシ「(実は瑞原様もそうなのですが……)」 菫「……」フフフ 京太郎「あれ、いたく落ち着いてますね」 菫「ああ。経緯はどうあれ、君を傷つけたことに変わりはない」 京太郎「……菫さん」 菫「例えどんな思い罰がこようと、受け止めるつもりだ」キリッ 京太郎「おお! デビルかっけーです!!」キラキラ 菫「(ふふ、こんな事もあろうかと【徹夜で麻雀指導】と入れておいたのさ)」ドヤァァ 京太郎「じゃあ引きますよー!」 菫「(頼む! それを引いてくれ京太郎君!!)」グッ 久「あ、ちなみに紙を投入する前に×ゲームっぽくないものはハギヨシさんが抜いてるからねー」 エー? カルメノニシトイタノニー! ザンネンダナー マジデー 菫「は?」 竜華「なんか麻雀指導とかあったけど、それ×やないし」 菫「」アセダラダラダラダラ 京太郎「よーっし!! 君に決めた!!」ズポッ 煌「なんて書いてあるのかな?」ワクワク 京太郎「えーっと……」 紙「腹パン」 京太郎「え、何これは?」ドンビキ 菫「」 久「あら、やたらと露骨なのが出たわねー」 京太郎「いやいやいやいや!!いやないっしょ、刑法的に!」 竜華「でも×ゲームやし」 和「まぁ、ゲームですから」 京太郎「えぇー? いいんですかこれ?」チラッ 菫「……//」モジモジ 京太郎「ん?」 505 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 59 04.30 ID 3ALuYuvoo [6/13] 京太郎「あれ、なんか赤くなってません?」 菫「あ、いや! そんなことはない!」アセアセ 京太郎「もしかして怖かったり?」 菫「ば、馬鹿なこと言わないでくれ。これでも鍛えてるんだ」 久「ヒューッ! 流石は伝説のチーム、虎姫のリーダーね!」 菫「や め ろ」 宥「とにかくやっちゃえばいいんじゃないかな?」シュッシュッ 菫「おい、なんで私にだけ辛辣なんだ……?」 宥「そんなことないけど……」 煌「とにかくサクっと終わらせちゃいましょう」 透華「そうですわね。お腹が空きましたわ」 はやり「頑張ってね~♪」 京太郎「いや、頑張っちゃダメな気もしますが」 ま、みんなには悪いけど軽くするだけでいいよな その為の演技力? あと、その為の右手? 京太郎「菫さん」コソコソ 菫「ん?」 京太郎「大丈夫です、軽くやりますから」コソコソ 菫「あ、ああ。すまない」ボソボソ 竜華「ほら、そろそろ行くでー」 京太郎「よーっし! それじゃあやりますよー!!」 菫「あ、ああ。どこからでもかかってくるといい」ペロン 菫のおへそ「」ワーォ 京太郎「ぶっ!?」 一同「!?」 菫「さ、さぁ……!」プルプル 京太郎「(なんでこの人、服の裾を口で咥えてるんだ……!?)」カァァァ 竜華「!?」 久「や、やるわね……」 和「スカートたくしあげのような破壊力ですね」ヒクヒク 煌「すばらっ!!」パシャパシャ 京太郎「(かわええ……くそっ! そもそもなんで地肌に直接なんだよ!?)」ドキドキ 菫「」プルプル しかも涙目とか……ああもう!! 京太郎「行きます!!(さっさと終わらせよう……)」 515 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 07 04.79 ID 3ALuYuvoo [7/13] 510 ゾロ目だし拾ってやんよ 菫「ふぉ、ふぉい!(こ、来い!)」プルプル 京太郎「どっせい!! 上段正拳!!」シュッ ドドドド!! 一同「!?」 京太郎「はっ!!」 ペチン!! 菫「!!?」 京太郎「(さぁ、どうだ!?)」 どうなの? コンマ安価↓3 00~09 菫「いだぃっ……いだいよぉっ……」ポロポロ ガチ泣き 10~49 菫「ウワーイタイヨー」 特に無し 50~79 菫「はみゅっ!」ゾワゾワッ! ちょいM覚醒 80~99 菫「あっはぁ……//」ゾクゾクッ ドM覚醒 ゾロ目 お も ら し 538 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 19 03.03 ID 3ALuYuvoo [9/13] その時――確かに神はいた 京太郎「行きますよ!」 これでも、弘世菫は同年代の女子に比べて体を鍛えている 菫「ふぉ、ふぉい!(こ、来い!)」プルプル 常時なら、なんてことの無い一撃 本来ならば失笑にふす痛覚だった 京太郎「どっせい!! 上段正拳!!」シュッ ドドドド!! 一同「!?」 しかし、この時朝から始められたクッキングバトルは十時間近くが経過しており…… 当然参加者である菫も、朝からずっと食堂に篭もりっぱなしだった 菫「(あっ、やばい……トイレに行きたい)」ゾワッ しかも、自ら素肌を晒すという愚行 可愛らしいおへそを露呈した故に、京太郎の拳は揺らいだ 恐らく服を着ていれば、ちょうどおへそに直撃したであろう他愛ないパンチ しかし、目に見えているおへそを殴ることは京太郎にとって、かなりためらわれることであった ゆえに、どうするか? 腹上を殴れば、そこそこ豊満な菫の胸に当たってしまう可能性がある では、どこを殴るのか? 京太郎「はっ!!」 そんなこと、決まりきっていた 京太郎「(おへそより下で大丈夫だよな?)」 ペチン!! 菫「!!?」 京太郎「(さぁ、どうだ!?)」 もう一度言う これは普段の菫ならなんてことない一撃だったのだ だが、この瞬間 このタイミングにおいて、このマグニチュード1にも満たない衝撃は…… グワングワングワングワン 菫「っ!?」ビリビリビリィィィ!! 菫の中で天変地異と化していた 543 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 32 53.67 ID 3ALuYuvoo [10/13] 京太郎「あれ、菫さん?」 菫「あ、あぁっ! だ、ダメっ、だ……」フラフラッ 迸る!! 迸る衝撃!! もはや膀胱は菫の意思では抑えられない終末を迎えようとしていた チョロッ 菫「くっはぁっ……!?」チョロチョロ 一同「!?!?」 菫「だ、ダメっ、見ないで……くれっ!」モジッ 京太郎「あっ」 チョロッ チョロチョロチョロチョロ 京太郎「!?」 煌「なっ!?」 菫「いやぁ、見ない、でぇ……」プルプルプル 止まらないっ!! 溢れ出したモノは菫の意思とは裏腹に床を浸していく 足元で水音を立て、広がっていく 京太郎「……」 菫「っはぁっんっ……//」チョロッ もはや、誰もこの場で発言するものはいなかった 誰もがこの予想外の出来事に硬直し、そして…… 菫「こんな……くっ//」 京太郎「(キレイだ……)」 見惚れてしまっていた 菫「はぁ、はぁ……」チャプッ 水たまりの中で佇むその姿は、まるで女神のように写っていた ※ただし尿 京太郎「……」ドキドキ かつて、照や咲のおもらしをよく見かけて、おもらしに慣れている京太郎ですら……見惚れるほどの美しさ まさにヴィーナスの誕生だ、とこの場にいる全員がそう思っていた ※ただし尿 菫「……」プルプル そして、気が遠くなるような10秒間が過ぎ去ろうとしたその時 京太郎「はっ!? 菫さん!!」サッ いち早く硬直から抜け出したのは京太郎だった 550 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 40 36.59 ID 3ALuYuvoo [11/13] 京太郎「大丈夫ですか?」タタッ 菫「きょ……たろ……くん」マッサオ 京太郎「すいません! 俺の加減のせいで!」サッ つタオル フキフキ 菫「ダメだ……汚い」フルフル 京太郎「いいえ、そんなことないですから」 そして、次にハギヨシが動く ハギヨシ「私は着替えをお持ちします!」クロックアップ その一声で、硬直していた他のメンバーも正気を取り戻していた 透華「タオルを持ってきますわ!!」タタッ! 和「私のハンカチも!」 竜華「大丈夫!?」 煌「モップと雑巾を!!」 久「お風呂沸かしてくるわ!」 美穂子「お手伝いします!」 宥「あったかい飲み物持ってくる!!」 明華「大丈夫ですか?」ナデナデ はやり「ほら、立てる?」グッ 菫「みんな……」ウルウル 京太郎「タオルの替え、持ってきますね」 菫「あっ!」 京太郎「……」タタッ 菫「……」 . .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . . . ´ 斗──‐- -── ミ.、 / / x=‐- . .._ _. . -‐=x 丶 . / / ‘, . / / / ‘, ゚。 ./ ′ / / ', ‘, ゚。 ′‐- . / / ! '; ‘, _ ゚。 . !  ̄ |  ̄ ‘ ゚ |_ -‐ 「 /l |! ト、 ‐-. ⊥ _ (嫌われてしまった……) | | | ′ |! l ! | | ! | | | | | 、_ |i _レ! | | | | | | | |  ̄ |i  ̄ / | | 」 ! | | |  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄「 | | | | 三三三三三 三三三三 ! | | | |. .|.|.|. . . . . . . .{ トi | | | } ′ | ヽ、 | 丿 / |  ̄ ≧ .、 ∠ ヽ イ Τ´ | ≧=┐ r_. ‐≦ | | > ´ ,イ ヽ ` < | | f、 ‘,__ i ヽ | | / ヽ ‘, ¨! ∧ ! | ′ {`丶、 ‘, i /! ‘, | | i ゝ .._ 丶、 ‘, i / .ャ′ ! | / | ¨ ‐--=辷=-‐ ´ } Ⅵ | 〈 ! /Πヽ . 〉 | ヽ 丿 ,′/ 丶 ゚。 {. イ | | Ε三三.} .{ / ‘,i! Ε三三} .! 霞「……」ジーッ 554 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 48 36.15 ID 3ALuYuvoo [12/13] こうしてそれぞれが大慌てで準備したおかげもあり、菫はいち早く着替えてお風呂に入った 床も磨かれ、菫の服も選択が完了し…… 後は菫がお風呂から上がるのを待つだけとなった そして…… 【浴場】 カポーン 菫「……」チャポッ ああ、私はどうしてあんな…… 菫「しかもよりによってみんなの前で」グッ 無様 その一言に尽きる 料理対決では京太郎君を殺しかけて、挙句に×ゲームでもこの有様だ 菫「うっ、ぐすっ……」チャポン 私はどうしてこんなにダメなんだ? 昔はもっとうまくやれていたのに…… 今じゃポンコツ呼ばわり コーチだってろくに……できてない 菫「うぅっ、京太郎君……」 ??「はい? 呼びました?」 菫「あふぇっ!?」バシャッ! <扉越し> 京太郎「あ、すいません。着替え持ってきたら……声が聞こえたので」 菫「あ、そ、そうか……ありがとう」ブクブクブク 京太郎「……あの、今いいですか?」 菫「え?」 京太郎「……少し、話があって」 菫「話……?」 一体、なんの話だ? もしかして……私をクビにする……? 菫「……」ポロポロ 558 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 58 25.93 ID 3ALuYuvoo [13/13] 京太郎「まず最初に、さっきはすいませんでした!!」 菫「え?」 京太郎「俺がちゃんと加減しないばっかりに……」 菫「そ、そんなことは無い! 京太郎君の一撃はちゃんと優しかった!」ザパッ 京太郎「でも、俺が菫さんを傷つけたことに変わりはないから……」 菫「京太郎君……」 京太郎「みんなもカンカンで、さっきまでコボコにされてましたよ。あはは」 菫「……」ブクブク 京太郎「それから、みんなは怒らないで欲しいんです」 菫「えっ?」 みんなを怒る? どういうことだ……? 京太郎「悪ふざけが過ぎたって、みんな反省して落ち込んでるんです」 菫「いや、私も一緒になっていたし……別に怒ってないさ」チャポ 京太郎「ありがとうございます」 そもそも、私がビリでなかったら……きっと同じように悪ノリしていただろう 京太郎「……それと、最後にもう一ついいですか?」 菫「?」 京太郎「実は後一つ、謝らないといけないことがあるんです」 菫「謝る?」 そもそも、京太郎君に落ち度なんか無いと思うが…… 一体、なんのことだろう? 京太郎「あの、ですね。実はその……菫さんが、えと、そのなんといいますか」シドロモドロ 菫「遠慮はいい」 京太郎「あ、じゃあその……おもらし、をしたときなんですけど」 菫「……」 気持ち悪いと思った、とかそういうことだろうか 無理もない。目の前でいきなりおもらしなんかされたら…… 京太郎「俺、えっと……菫さんのこと、キレイだって思っちゃって」カァァァ 菫「……え?」ピクッ キレイ? キライじゃなくて? 菫「(えええ!?)」カァァッ 京太郎「お、おかしいですよね! こんなの、まるで変態みたいだし」アセアセ 菫「……//」モジモジ 京太郎「だからその! 一応、謝っておこうと、その……ああくそっ! 何言ってんだ俺!!」 菫「……わ、私は!」 京太郎「!!」 菫「き、気にしてないし……その、君の言葉を聞いて、えと……//」モジモジ ああ、私は何を言おうとしてるんだ…… 菫「凄く、嬉しかった」 568 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 09 31.42 ID y3TUEGdMo [1/14] 京太郎「菫さん……」 菫「私の方こそありがとう。いつも、こんな私に京太郎君はよくしてくれている」 京太郎「いえ、俺の方こそお世話になってますから」 菫「なぁ、京太郎君」 京太郎「はい」 菫「私は君を甘やかさないようにと言いつつ、自分を甘やかしていたのかもしれない」 京太郎「それは……」 菫「だから、これからはまず私がしっかりしてみる」グッ 京太郎「!!」 菫「勿論、すぐには無理かもしれない。でも……頑張りたい」 そして、いつか君に相応しい…… 菫「(って、何を考えているんだ私は!)」ブンブン 京太郎「菫さん、俺も……頑張りますから!」 菫「ああ、二人で頑張ろう」 京太郎「いいえ。二人じゃありませんよ」フフ 菫「……ああ、そうだったな」 私達だけじゃない。 今いるメンバー全員、そしてこれから増えるかもしれない仲間たち 菫「これからも、みんなで頑張ろう」 京太郎「はいっ!!」パァァァ やっぱり、私はまだまだダメな人間だ ポンコツだし、やることなすこと裏目ることが多い 菫「……でも、それでも」ザパァン ヒタヒタ 京太郎「菫さん?」 ガラガラ 菫「京太郎君、私はこれからも君と一緒にいたい!」マッパァーン 京太郎「」ブシュッ 菫「だから、もし君がよければ……//」モジモジ 京太郎「」バタリッ 菫「ん? どうかしたのか? 湯あたり……いや、そんなわけは」チラッ 鏡「裸ですよ! 裸!!」 菫「……」カァァァァァァ!!! キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!! こうして、なんだかんだで仲直り? した二人 この後は京ちゃんが覗きと間違われて処刑されそうになったり、 菫さんが妙に京ちゃんにべったりになって大変でしたが…… なんだかんだで! アクセルワンは今日もみんな仲良しです!! 570 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 19 55.23 ID y3TUEGdMo [2/14] 【そして】 ゴカイダァァァ!! ゴカイモロッカイモアルカァァ!! コノノゾキ!! アイドルシッカク!! コレハモウワタシトケッコンスルベキデス! ハッ!? ナニイッテンノ? ヤッチャウヨ? ケンカハダメデスヨ!! バトルカイシィィィィイ!! ギャアアアアアアアア!! ハギヨシ「ふふっ、どうやらこれは必要なさそうですね」つゼクター 京太郎君、仲間が増え……その結束を高めるのはかなり困難でしょう ハギヨシ「しかし、アナタならできる。私はそう信じていますよ」クスッ ですが、気になるのはあの方ですね ハギヨシ「京太郎君……気をつけてください」ボソリ ~~~~~ プルルルッ ガチャッ 初美『もしもしなのですよー!』 霞「ああ、私よ」 初美『あ、北海道はどうですかー?』 霞「まずまずといった感じね。空気も食べ物も鹿児島と違うし」フフ 初美『あれ? なんだか上機嫌ですねー?』 霞「ええ、実はそうなの」クスッ 初美『もしかして、例の須賀京太郎を手に入れたんですかー?』 霞「いいえ、まだよ。でもね……」クスクス 初美『???』 霞「愛を見つけたの」 初美『え?』 霞「凄いわ、姫様が捜していた人が……ふふっ、私に愛を教えてくれるの」クスクス 初美『ちょ、ちょっと待つですよー!? もしかして霞ちゃ――』 霞「しっかり持ち帰るわ。だって……私が欲しくなったんですもの」 初美『ダメですよー! 目的を――!』 霞「それじゃあ、あとしばらくしたら戻るから」 初美「待っ」 ブツッ ツーッツーッ 霞「ふふっ……須賀京太郎」クスクス 私に、どんな愛を教えてくれるのかしら? 霞「ああっ、楽しみね……//」ゾクゾクッ!! 575 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 29 04.79 ID y3TUEGdMo [3/14] 【翌日 早朝 合宿所 食堂】 京太郎「おばようぼばいばず」ボロボロ 竜華「お、おはよう」 煌「なんてことに……」 久「あ、あはは……凄い顔ね」 透華「大事な商売道具に酷い事しますわね」ナデナデ 京太郎「いえ、おればわるいのふぇ」ズキズキ はやり「私たちに任せて☆」 宥「痛いの痛いのとんでけー」ポワー 和「治ってください」ポワーン プルルルルンッ♪ 京太郎「治りました」キリッ __ /| , -、____/,、 \ r‐' ̄_/ / |\\|//| | ̄ r‐' | |ミミァ‐''''"| | \ | | / | | | / / 〈 _,`ィヽ、 | | / /`ー、Y", -‐'iヽ | \ | キィ~ / ,イ !、ii〕'!、`┸" ノ 〉 i ) \. ( | r‐' ,二、" / //、 \___ \ 、!(三ニ´ー~)( \ ___  ̄`ー--、_ \ ゞ、"゛  ̄ _, ゙、 h_/ ̄_, -‐ヽ `ー-、`ー-、 ) r≧ーtく /\ ) / ト、 `ー-、 `ヾ 、_ \ /ノ| .| ,个、 ノ / / ./ \ 丶 \ ヾi /人|\ !' ∧ V" V / | \__ \ | .| / | \ /| |\ ===|/ /、 \ |\ | | .ノ. / ζ | U| .|`U 〉 | \ \ 丶 \ | |/ / / | .{ ハ | / /、 \ \ \ \ | ||/| / | ゙、 ゙、 ./ / \ ゙、 ゙、 ゙、 | ノ|| | | ,| ゙、 人 / / | | | | / \ | | ゙、 ζ 入 | / / | | | ノ/ \ | ゙、 / V. / /\ ハ | / / 透華「なんでですの? どうして私ではダメですの?」ギリギリギリ 京太郎「あばばばっ!? アイアンクローやめてくださいぃぃ!!」ギリギリギリ 明華「??」 霞「ふふっ」クスッ ハギヨシ「皆さん、朝食の準備が出来ましたよ!」 京太郎「お、美味しそう! でも、あれ?」 なんだこのサラダ? ハギヨシさんが作ったにしてはすげぇ……ブサイクだ サラダ「」ゴチャア 京太郎「ハギヨシさん、これは?」 ハギヨシ「ああ、それはですね」クスッ 菫「……//」ソワソワ ハギヨシ「ふふっ、会心のできですよ」ニッコリ 京太郎「??」 578 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 37 14.58 ID y3TUEGdMo [4/14] 【一時間前】 ハギヨシ「さて、それでは朝食を……」 ガチャッ ハギヨシ「ん?」 菫「あの……」 ハギヨシ「おやこれは……お早いですね」ニッコリ 菫「その、お願いがあるんですが」 ハギヨシ「お願い、ですか?」 菫「……私に、料理を教えてくれませんか?」 ハギヨシ「んっふ、ええ勿論。いいですよ」 菫「あ、ありがとうございます!」パァァ ハギヨシ「ですがいきなりは難しいので、まずはサラダの盛り付けから入りましょうか」 菫「はいっ!」 ハギヨシ「では食器の用意を……」 菫「よ、よし!」 ~~~~~ 京太郎「このサラダなかなかワイルドな盛り付けですね」ムシャムシャ 菫「そ、そうかな?」ドキドキ 京太郎「でも、なんでかな……」 和「須賀君?」 京太郎「なんか落ち着くんだ」ムッシャムシャ 竜華「??」 煌「そうですか?」 はやり「はやりよく分かんないかな?」 美穂子「でも、確かになんだか不思議と安らぎを感じますね」クスッ 京太郎「はい。俺は好きです」ニコニコ 菫「えへへっ」ガッツポ 透華「(なんで喜んでますの?)」ウーン 579 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 45 43.49 ID y3TUEGdMo [5/14] 【レッスンルーム】 京太郎「さて、食事も終わりましたね」 竜華「次は腹ごなしのレッスンや!」 久「頑張ってレベルアップしましょ」 京太郎「あれ、和もジャージなのか?」 和「はい、一応私も特訓しに来てるので」バヨエーン 京太郎「(ジャージなのにすげぇ破壊力)」ゴクリ 和「須賀君?」 京太郎「いや、なんでもねェ」キリッ 須賀ホーン「ぱおーん」 和「(須賀君のえっち……//)」モジモジ 透華「気に入りませんわね」 美穂子「若の若……ご立派です」ジーン はやり「ほらほら、そろそろレッスンはじめるよ?」 霞「楽しみね」 明華「腕が折れます」ニコニコ 菫「鳴らすべきじゃないか?」 明華「え? 慣れてますよ?」 菫「え?」 明華「???」 宥「が、頑張るよー!」 竜華「大丈夫やろか」 京太郎「さ、さぁ?」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 584 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 52 59.90 ID y3TUEGdMo [6/14] 京太郎「それで、今日のレッスンはなんでしたっけ?」 竜華「えっとまずは……雀力」 煌「おお、雀力とは珍しいですね」 竜華「ま、まぁたまには……」 久「(本当に素直じゃないのね)」クスクス 和「雀力のレッスンですね」 京太郎「よろしくお願いします」 菫「ああ。京太郎君と打つのは久しぶりだから腕がなるな」 明華「折れるですよ……」コソコソ 宥「え?」 明華「え?」 透華「なんなんですの」ズーン 菫「でもあと一人メンツが足りないな」 久「折角だからプロに教えてもらったら?」 はやり「出番かなっ☆」 菫「そうですね。私が須賀君を教えるので、瑞原プロは原村を」 和「瑞原プロの牌譜はよく参考にしています」 はやり「なんだか照れちゃうなぁ」フフフ 竜華「それじゃあうちらは見てるから」 久「次のレッスンの打ち合わせもね」 霞「(須賀京太郎の打ち筋……どんなものかしら)」ペロリ 菫「じゃあ、まずは卓を用意しようか」 美穂子「若ー! 頑張ってくださーい!」フリフリ 586 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 01 46.66 ID y3TUEGdMo [7/14] ジャラジャラジャラ 京太郎「おお、生で打つのは久しぶりだなぁ」ワクワク 和「あの時よりどれだけ成長しているか楽しみです」フフ 菫「(たまにはいいところを見せないと)」メラメラ はやり「京太郎君と打つの初めてだー! ウフフ☆」 ジャラジャラジャラ 京太郎「さて、どうかな?」チャッ 和「(まずまず、ですね)」 菫「(まずは京太郎君を狙い打つか)」 はやり「よーし、はやり頑張っちゃうぞー!」ニコニコ 霞「」ジィーッ 久「(なんか目がマジで怖い……)」ゾクッ 煌「さて、どうなるかな?」ワクワク コンマ安価↓3 00~09 トビましたぁぁぁぁ!! 大失敗 10~49 ビリィィィィ!! 失敗 +1 50~79 三位!! 成功+3 80~99 二位!! 大成功+5 ゾロ目 第一位!! 602 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 16 31.81 ID y3TUEGdMo [8/14] 【東一局】 京太郎「……」スチャ 菫「(よし、このまま……)」グッ リーチ! 和「(何か仕掛けてきますね)」サッ はやり「(ベタオリかー、うーんここははやりも降りておこうかな☆)」 京太郎「……」スチャ 菫「!?」 和「(え? 降りない?)」 菫「(この打ち筋が読めない程弱くは無い筈だが……)」つチャッ 京太郎「ロン」 三人「!?」 京太郎「あはは、微妙な役ですけどね」チャッ 菫「いや、そんなことは……」スッ 今のはまぐれなのか? それとも…… 和「??」 はやり「うーん、やるね!」 京太郎「まぐれですよまぐれ」アハハ 霞「……」ジィーッ 煌「今のって……」 竜華「初期牌は確かゴミ手やった筈」 久「……」ブルブル 京太郎「さぁ、続けましょうか」ニコッ 【そして、南四局】 京太郎「うーん」 菫「(なんだ……これは!?)」ゾワッ 和「(決して手を抜いていたわけじゃない……)」 はやり「(はやりも、それなりに打っていた……なのに!?)」 京太郎「なんだか、今日は運がいいです」チャッ ツモッ!! 京太郎「みんな、俺に気を使わなくてもよかったのに」ポリポリ 一位 京太郎 二位 はやり 三位 菫 四位 和 京太郎「ありがとうございました」ペコリ 606 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 27 11.62 ID y3TUEGdMo [9/14] その時、何が起こったのか……分かる者はいなかった ただただ平凡な打ち手 お世辞込みで、雀荘のおっさんレベル つい最近までルールすら忘れ、まともに打てない男 それが須賀京太郎を知るモノの共通の見解だった しかし、これはどういうことだ? 京太郎「それ、狙ってました」ニッ 和「え?」 京太郎「悪いな、ロン」パタン 菫「(今のは私の……しかし、いつの間にこんなレベルまで)」ゾクッ はやり「(しかも上がるごとに僅かだけど点数が上がっている?)」 和「(しかもどこか打ち方が咲さんに似てるような……)」 京太郎「よーし、次はアレやってみるぞー」カチャカチャ 目に見えて成長している それも、枠をひとつもふたつも飛び越えたようなレベル 久「驚いた……よくて県大会レベルかと思っていたけど」 竜華「これは、うちでもどうか分からんな……」 美穂子「凄い……」 煌「既に私よりも……」ギュッ 宥「うわぁ……」 透華「これで、衣も……!」 この場にいる全員が、既に気づいていた 京太郎「よし! ツモ!! リンシャンカイホウ!! 咲みたく点数は高くねーけど」ハハハ 霞「(まだ、粗はあるけど間違い無い……)」 須賀京太郎は既に…… 一同「(全国クラス!?)」 京太郎「よーし! ガンガン行くぞー!」 扉は、開かれた―― 京太郎の雀力がエクストリーム上昇しました!! 雀力がCになりました!! 611 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 40 17.15 ID y3TUEGdMo [10/14] 【数局後】 はやり 一位 和 二位 菫 三位 京太郎 四位 京太郎「おいおい、いきなり本気出すなんて酷いぞー!」ブワッ 和「そ、そうですか?」ハァハァ はやり「勝負は常に非情だよ♪」アセアセ 菫「(私達が全力を出しても飛ばしきれないとは……)」ゴクリ 確かにレッスンである手前、京太郎君一人を狙い撃ちしているわけではない だが、それにしてもこれは異常だ 菫「(この間まで初心者だったものが、こんなにも急激に成長できるものなのか?)」 かつて、光よりも早く成長する男がいたと聞いたことがある しかしそれともまた違うように感じる 菫「(成長ではないとしたら、これはまるで……)」 力を取り戻している? 菫「(いや、そんな馬鹿な)」 ありえない。それほどの力があれば麻雀を打てなくなる筈などない筈だ いくらどれだけの才能を持とうと、こんなに短期間で強くなることは不可能 菫「……」 ただ一つ、ハッキリしていることがある 和「(京太郎君のプレイスタイルは多彩ですね)」 はやり「(最初は弘世さん、次に宮永姉妹かと思ったけど……それも違う)」 菫「(あの二人の力を、私のSSで的確に打ち込んでくる?)」 つまり、私の力を利用して【絶対に当たる砲弾】を打ち込んでいるようなチカラ 今のところ砲弾の火力が低いせいで助かってはいるが…… はやり「(もし、砲弾の種類がもっと増えて)」 菫「(砲弾の威力が上がったら……)」 恐らく、誰にも止められないだろう 竜華「まさか、こんな才能があるとは……」 煌「……果たして、それだけでしょうか?」 久「え?」 美穂子「どういうことですか?」 煌「京太郎君……どれだけ仕事が忙しくても、レッスンがきつくても、寝る前は必ず牌譜を読むんです」 一同「!?」 煌「それも弘世さんや私達。みんなの牌譜をです」 612 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 50 20.83 ID y3TUEGdMo [11/14] 竜華「うちらの?」 煌「頭に叩き込むように何度も……物覚えが悪いので、何回も読むんだって言ってました」 宥「へぇ……」 煌「だから、打ち筋が私達に似てしまったのでは?」 久「なるほど、ね。それで納得がいったわ」 透華「どういうことですの?」 久「安定してないのよ。急に強くなったり弱くなったりするでしょ?」 宥「そういえば……さっきまでは圧勝だったのに」 美穂子「ムラッ気があるということですか?」 久「ええ。知り合いに似たような力を持つ子がいるんだけど、それに近いわね」 明華「コピーですか?」 久「コピーというよりは贋作ね。自分流にアレンジして改造してる」 自分の好きなように、使いやすいように質を落としたりあげたりしてる ただでさえ風呂敷が多いのに、緩急を付け始めたら…… 久「まさに対策不能ね」 竜華「そんなに……」 久「でもそこが強みなんだけど、弱みでもあるのよ」 美穂子「え?」 久「今見ての通り、京太郎君はまだまだ雀力が足りないわ」 透華「確かに、折角の力も持ち腐れですわね」ハァ 煌「発展ばかりやって基礎力が足りてない……」 竜華「そこの責任はまぁ……」 菫「私の怠慢、だな」 京太郎「菫さん?」キョトン 菫「いや、すまない。少し考え事をしていて」 和「少し休憩しましょうか」 はやり「うん。ちょっと疲れたしね!」 京太郎「うぅ、次こそは勝つからな!」 和「はい!」ニコニコ 菫「(京太郎君……君のチカラに、必ず応えてみせる!)」ギュッ 京太郎「うーん、次は誰の打ち方を研究するかなぁ」ブツブツ 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 02 04 53.16 ID y3TUEGdMo [12/14] ワイワイ ガヤガヤガヤ ツギモガンバルゾー マージャンイガイモガンバラントナー ソウデスヨー ウンウン ワイワイ 霞さん「……」 / ヽ // . / \ \ . | \ V . | | l |. | \ V . | / | 、 | |. |、 、 \ V . | / 八 \ | lヽ. | ヽ ヽ 、 V | / ヽ. \ | | |ー|=≒ニ=lト‐- ∧ V | l ,イ |ヽ \ | l | ト |l| ∧. V | l / / l ム< \ \| |,.彡=A-ム| λ ∧ V | / | / / | / | \ \ _` < l/__| /_ |7 | l|l∧ | | レ , ′ , K ,. |==ミ V \7¨云ィ´〃レヾ ヾマ | ∧| | ` // / | A´ | __ V `ト. _ >ノ八 弋 ゚ ノ ⊂ノ ,イヽ、 j l | / l n、|' >テ ミ ヾヽ Ⅵリ ー` ー― タ / V Y | | ヽ . |ノ V( 弋 ゚ ノ ム リ ∧ . ⌒ ∧ V レヘ l V | ト、ゝ... ´∠フ)_ l 〉 > ¨´゙゙ V. V V. \ / | | \ /| {`゚¨ / /ノ l V ( __ 」 V | i 〉 | |l / | i`ー‐彡イ/ ノ  ̄ ィヘ._ V | | / /| l l / ,/| | _彡/ / ー=彡/ V | | / / | |∧ 〈 ヽ| l¨7 / ,' _ ー=Z... 〉 | |/  ̄ ̄ ̄ヘ レ个= \ | V / ' -< _ .´` ,. ´ j ! ーヘ. | V \| / : /\ . _ ノ / / ! ヽ| V 人 ヽ ヽ ヽ ' / | V \ ` 、 | \ /| | ※霞さんです - ― ‐-ミ. \ \ ノ Y l | / `ヽ. \ \ ヽ- イ ヽ. | | / . ヽ \_ , \ \. | / . |V |` /. . \ \. | / . | ゙V / /. . \ \| \ . | ゙V / /. . \ \__ | \ \ . | ゙V / / \ | \ \ | ̄¨、 | \ \ . l V / \ / \ \! 霞「ふふっ……//」 やっぱり私の期待通りだわ 須賀京太郎…… 霞「必ず、手に入れるわ」クスクス ああ、こんな気持ち初めてよ…… 霞「アナタはもう私だけのモノ」ボソッ つ づ く 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 22 49 58.71 ID SjkV9ukDo [2/6] 【レッスンルーム】 ギュィィィィィィン!! 京太郎「ふんぬぅぅぅ!!」ダダダッ 和「はぁっ、はぁっ……!」ゼーゼー 煌「はい、終了です」ピッ ブゥゥゥゥン…… 京太郎「ふぅ……疲れた」ヘタリ 和「い、今のは……はぁ、なんの……?」ゼーゼー 久「ランニングマシーンよ」バーン 煌「自信作です」キリッ 京太郎「でも今日は楽な方だったぜ?」ムキッ 和「須賀君はいつもこんなことやってるんですか……?」 京太郎「ああ」 煌「もはや肺活量はマラソンランナー以上ですよ」フフフ 美穂子「(そんなに鍛えてどうするんでしょう……?)」 竜華「24時間テレビで走る?」 菫「12時間でゴールするんじゃないか?」 フキフキ 京太郎「さて、いい汗かいたし……そろそろレッスン行きましょう!」メラメラ はやり「うん。その意気だよっ!」 透華「そうこなくては不甲斐ないですわ」フフフ 煌「さて、次のレッスンはどうしましょうか?」 和「(死ぬ)」ゼーゼーッ 竜華「それは……これや!!」デーン 一同「!?」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 646 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 04 02.04 ID SjkV9ukDo [3/6] 竜華「やっぱり演技力やなぁ」 京太郎「おお、演技力!」キラキラ はやり「ここで一気に成長して、ドラマを成功させたいね☆」 久「和もそれでいいかしら?」 和「はい。でもそれはいいんですが、石戸さんの姿が……」 明華「あれ、そう言えば……」 美穂子「どちらに行かれたんでしょう?」 ガチャッ 京太郎「ん?」 シュルルルッ!! 京太郎「んむっ!?」パシッ!! 和「すがくっ……んむっ!?」パシッ 竜華「なっ、なんや!?」 久「和と京太郎君の口に……マスク!?」ガビーン 煌「こ、これは!?」ピカーン 美穂子「知っているんですか!?」 宥「だ、誰!?」 菫「姿を見せろ!!」シュバッ!! シュタッ ボヨォーン 一同「あ、貴女は!?」 ボヨヨーン 霞「あら、驚いた?」クスッ 一同「!?」 京太郎「むっむぐぐぐっ!?」ジタバタ 和「す、すがくっ……むぐっ」バタバタ 煌「だ、大丈夫!?」 竜華「息出来てないんじゃ……!?」 久「一体何をしたの!?」 霞「少し、落ち着いて。ゆっくりあいうえおと言いなさい」 京太郎「!?」ジタバタ 和「!!??」バタバタ 霞「ほら、早く」 京太郎「あーいーうーえーおー」 和「あーいーうーえーおー」 647 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 13 56.76 ID SjkV9ukDo [4/6] 竜華「???」 久「これは一体なんなの?」 煌「まさか、こんなモノを用意するなんて……」ガタガタ 和「あの、これはいった……んぐ!?」 美穂子「一体これはなんなんですか?」 霞「これは滑舌矯正マスクよ」フフフ 京太郎「かつぜ……むぐぐぐっ!?」 霞「簡単に言えば、きちんとした滑舌じゃないと喋れなくなっちゃうのよ」クスクス 菫「なん……だと……?」 宥「(どういう仕組みなんだろう?)」 竜華「そんなモノがあったとは……」 京太郎「むごごごごごむぐぐぐ!!」 透華「見事に喋れていませんわね」 和「こ、こうでしょうか?」 はやり「あ、上手だね!」ニコッ 和「コツを掴めば結構簡単かもしれ……んぐっ、ません」 京太郎「むがががが」 竜華「それに引き換え……」アキレ 久「情けないわねー」ハァ 京太郎「むぎぎむぐもごもご!!」 霞「相変わらずムラがあるわね。でも大丈夫、まずは落ち着いて」スッ 京太郎「むごっ?!」ビクッ 霞「いい子だから、暴れたりしないの」ギュゥ ムニュン 京太郎「(あ、当たってるぅぅぅぅぅ?!)」バクバクバク 一同「(゚Д゚)」 京太郎「あ、あの……もう、落ち着きましたから」 霞「もう、残念ね……」クスッ 京太郎「」ドッキィィン 和「むぐぐぐぐっ!!!」ジタバタ 久「お、落ち着きなさい! 和が平常心乱してどうするのよ!」アセアセ 竜華「むぎぎぎぎ!!」 煌「いやいや、清水谷さんはマスクつけてないでしょう?」 648 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 34 44.43 ID SjkV9ukDo [5/6] ~~そんなこんなで~~ 霞「それじゃあ二人も落ち着いたし、そろそろ始めてもいいかしら?」 京太郎「はい」 和「だ、大丈夫です」フーッフーッ 京太郎「?」 久「(和が完全に石戸さんを敵視してるわね)」 煌「(おもちのアイデンティティを取られましたからねぇ)」 菫「これでトドメだ……!」 宥「ダメージチェック……あっ、ヒールトリガー」 菫「」 宥「スタンド ドロー。ヌーベルバーグにライド」 菫「」 透華「私のターン、ドロー! これで私の勝ちですわ! ホルアクティを召か――!」 明華「あっ、ドローフェイズに補充要員を発動します。これでエクゾディアが揃います」サッ 透華「」 明華「エクゾディアが揃いました」フンス 透華「二度も言わなくて結構ですわ……」ショボン 美穂子「うーん、シールドをダブルブレイクします」 はやり「おっと残念! デーモンハンドだよ☆」サッ 美穂子「あ、BWDなのでSTは発動しません」 はやり「」 竜華「完全に遊んどる!?」ガビーン 久「じわじわと先延ばしにするのよ」 煌「流石汚い」ウワー 霞「さぁ、まずはこの前の復習からよ」 京太郎「はい」 霞「今回は二人だから、この本のシーンを演じてもらうわ」 和「がんばります」 霞「じゃあ……まずはやってみせて」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「もがもごもごもが」 10~39 京太郎「カ●ン、もがもっ……」 40~89 京太郎「カ●ン、君は生きろ……」 90~99 京太郎「女なら、出来ることがあるだろ?」 ゾロ目 霞さんのおもちアタックだべ!